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リハビリと血圧

 note活用者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?子供達の夏休みも今週半ばで終わりを向かえようとしています。コロナ禍でいろいろな選択を迫られる夏でしたが、そこそこ楽しめたんじゃないでしょうか?私はまだまだ遊びたりませんが‥

 さて、今回も元気よくタイトル回収に参りましょう。

リハビリと血圧

 血圧と聞いてドキッとされる方も多いと思います。理想の血圧って皆さまご存知でしょうか?ネットで検索すればすぐにでてくると思います。ですが‥、リハビリと血圧の関係ってちょっと複雑なんですよ。

 理想の血圧って年々厳しくなっていますよね。今は高血圧と正常血圧の境界値もびっくりするくらい低い値になってますよね。私と同世代以上の方々はますますドキッとなりますよね。何故、こんなにも血圧の基準値が低くなっているのでしょうか?

 データとして上がっている事象はおいといて、私が思うバックグラウンドには、低水準の賃金に物価上昇、テイクアウトやデリバリーといった物凄く便利になった食の営業形態の変化、の2つだろうと、勝手に思っています。だって、安く買える食べ物って高カロリーで手っ取り早い。満腹感ありますし、なんせ便利です。そして、偏った栄養過多。そりゃ。血圧上がるでしょ。野菜好きでも高いでしよ。生野菜好きだけど、たくさん買えないじゃない。魚もめちゃくちゃ高いじゃない。

 私も常に自制しています。誘惑だらけです。運動好きだししたいけど‥、言い訳はすぐ見つかります。

 つまり、血圧が高くなる現代なので、早めに対策とって健康寿命を伸ばしていきましょうねってことですよ。沢山の部分をはしょっているので、指摘は勘弁してくださいね。

 で、話を戻すと、リハビリには血液データってすごく大事なんです。筋肉がつきやすいのかつきにくいのか、負荷をかけてもいいのか、ダメなのかなどリハビリにはリスクが付きものなんです。なので、事前に血圧データなどチェックするのですが、血圧は毎回、そして状況によってはリハビリ中でも適宜計測しながらやるんです。

 血圧の種類

 安静時血圧(じっとしている時)、動作時血圧(運動中あるいは運動後)の2つ、救急の場面では観血的動脈圧測定(心拍出量に伴う血圧)が増えます。

 元々の数値が高い/低いのはもちろん要注意。だけど、高い/低いなりに安定しているのは比較的リスクは低い。血圧には最高血圧と最低血圧の2つが記載される。その脈圧差がおおきいのは要注意。脈圧差があまりないのも要注意。また、普段通りなのに血圧の日内変動が高いのも要注意だ。そういう場合にリハビリで負荷をあたえると‥‥わかりますよね。血圧は血管の内側にどれだけの圧力がかかっているのかの指標になる。また、心臓から送り出される血液量や血液を送り出す力の参考にもなる。

 リハビリ中に血管が詰まったり、血管が裂けたりする可能性、あるいは血液が必要な量を送り出されていない可能性は充分にあるので、リスク管理は本当に徹底してやらなければなりません。リスク管理を疎かにすると、充分な効果が得られなかったり、オーバーワークになりかねません。生命や予後に関わる事も考えられます。


 文章がやたらと長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか?血圧って寒暖差にも影響しますし、心身の状態にも影響します。若いからといって安心はできない代物です。

 少しでも皆さまの知識の手助け、あるいは理解が深まることに繋がればありがたいことです。

 いつもの通り、ヘェ〜、そうなんだぁの気持ちで読んでくださいね。最後までありがとうございます。スキ、フォロー、よろしくお願いします。


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