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生きとし生けるもの 人間の尊厳

いよいよ
始まったぜ〜

老老介護生活
平均年齢77歳の3人家族
ブラス 3ニャンズ

ニャンズは
介護ベッドの登場と
フカフカの布団に凄く喜んで 
コイツはいいと 
仲良くみんなで寝てたけど

母が来てからは
近寄らない
初めての晩は
夜中に
「何とかしてくれニャン
ベッドに誰か寝てるぞプンプン」
と 訴えに来た

母と夫は
意外にも まったり 自由に
やっている
私は
食事の用意が 少し大変になった
でも
有り難いのは
夫が協力的な事

母は3人での初夕食を終えて 
思わず
シアワセ!だわ と 
噛み締めをもらす

緊張した一人生活の自宅から
入院 そして
処遇の悪い施設

自由の無い集団生活だった
この約3ヶ月

我が家には自由がある
基本 母の意向を大切にしている
そして 安心がある

そうよね
シアワセと思ってくれて
当然よね
でも よかった!

まずまずのスタートかな

ケアマネに来てもらい
デイホームを依頼した
週2日通い
あとはショートステイ
で何とかやってみて
今後を考えようと
夫と話した

いつまでこの調子でやっていけるか
私のストレスは
どこでMAXになるか
それだな

夕方に仕事から戻り
急ぎ夕飯の支度
母は お腹すいた!
と 普通に言ってくる
エッ・・!
お味噌汁くらい作ってよ
と言うと 
どうやっていいのかわからないと言う

一人暮らしの緊張感が無くなり
本当に気持ちが楽になっている感じ

いいんですけどね

私はまさかの
子育てママの気分

母は気の強い人だけど
今はココロ穏やかで
いい感じ

近々
長年住んだ実家を取り壊す
母に 壊す前に見に行くか聞くと
行かないとの事

お父さんが頑張って働いて建てた家
色々な思い出がある家
壊されるのを見たくないと言う

母の 誰にも言わない
一人で抱える寂しさを感じた
意外だった

懐かしい写真は要らないと言うが
ココロには
しっかり刻まれている思い出
大切にしてあげたいと思った

寂しさはあるけど
今を生きなければならない現実
何も言わない葛藤を 思い

施設に入ってもらいたい気持ちと
このまま居てもいいよ
との私の気持ち

揺れ動く

しばらく考えます

でも
そんな母を見ていて
やっぱり考える
自分のお一人様老後
夫が居なくなってひとりになったら
私はどうやって生きていくんだろう
思わず考える

母を見ていると
歳とる事の大変さを思う

たよりの施設も
当てにならない場合があるときたら
かなり慎重に
ついの住処を考えなきゃなと 思う

人生のシアワセを
考えさせられる
この頃です

生きるってタイヘンなんだよね〜

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