マシントレーニングの落とし穴
『60歳からの健康学校』の栗原です。
どんなものでも良い側面もあれば悪い側面があります。トレーニングにもそのようなものや習慣がたくさんあります。
今回はトレーニングの考え方についてお話させていただきます。
”マシントレーニング”にフューチャーしてお話します。
トレーニング初心者の方でも安全で分かりやすいのがマシンですよね。
チェストプレスやレッグプレス、ラットプルダウンはジムでは混雑するマシンです。
ふと見るとトレーニング内容をルーティン化させ過ぎている方があまりも多い気がします。アスリートのように特異性を持った身体ならいいのですが、一般的な方はルーティン化は避けた方が良いです。
我々プロのトレーナーはその人物の身体つきを見てこのようなトレーニングが多いんだろうな、このような運動はあまりしてないだろうな。と、だいたい分かります。
特に歩き方を見たらトレーニング内容の特異性が見えてきます。
トレーニングを励んで頑張っている人は、歩行の動作で腕を触れていない方が多いです。また歩行中の回旋動作が少ない。胴が動かず歩いている方を見ます。
トレーニーあるあるの身体作りです。
マシントレーニングなど励んている方は多いですね。
将来的には腰痛や股関節通、肩にまで影響が出る可能性が考えられます。
何故かと言いますと。
固めた動作でウエイトを持っているからです。固めた動作でトレーニングすると本来の身体の機能より程遠い機能に変わります。
肋骨の上下の運動の機能低下や、回旋動作の機能低下。
また腰椎が必要以上に回る可能性がある。
などなど、固める動作は様々は負担をかけてしまうのです。
ですのでマシンだけではなく、ジャンプしたりアニマルフローを行ったりと
様々な動きをすることが身体のバランスを良い方向にもっていってくれます。
固定ばかりした運動するのではなく、ありあゆる動きでありとあらゆる角度で出力を出せる身体こそが本当に良い身体なのです。