1969年とかいうロック爆発してた年について
超絶お久しぶりです!龍垣です!
2024年の日本は1月からすげえことになってますが、ロック史にはハッピーな意味で
とってもそんな年があったんです!
皆さんにとってロックの黄金期な年はいつですか?
これは人によって回答がめちゃ異なると思います。1967年でも納得だし1991年もいいなあ、、、。
でもロック好きなら1969年でしょと言われて首を傾げる人間はいないんです!
イーグルスの大名曲ホテル・カリフォルニアの歌詞にも1969年は登場します。
1969年以前と以降がまるで大きく異なっているような言い回しですね。
Spiritには魂という意味もあります。
1969年には一体どんな魂が宿っていたのでしょう?
今日はそこに明確な答えを求めないことにしましょう。
さて、まずなんと言っても40万人以上を動員した伝説的なロックフェス、ウッドストック・フェスティバルがアメリカで開催されたこと。
しかも事実上無料で(来場者の半数以上がチケット買ってない)!
今でもYouTube等でブリブリになって音楽を楽しむヒッピーたちを確認できます。
主な出演者は、所々俗称で失礼しますが
サンタナ、マウンテン、グレイトフル・デッド、CCR、ジャニス・ジョプリン、スライ、ザ・フー、ジェファーソン・エアプレイン、テン・イヤーズ・アフター、ジョニー・ウィンター、CSNY、そして、
ジミ・ヘンドリックス。
「エレキギターを使った表現」というジャンルでこの男に適うものはいなかったし、今後も現れることはないでしょう。
それを1発でわからせる演奏を彼はこのフェスでしています。
現代よりもっと差別の風は強く、ベトナム戦争での非人道的なアメリカの行いも忘れてはならない1969年。
彼はエレキギター1本で爆撃と恐怖、
狂気に歪んでいく黄金のアメリカを
アメリカ国歌の演奏で見事に表現したのです。
もちろんジミヘン以外の演奏も伝説となっているんですが、そんな1969年、リリースされたアルバムのクオリティもヤバかった。
ということで今回はこの時代を彩った大名盤たちと、それらを作り上げたロックバンドたちの世界にもう夢中な人も、夢中だった人も、これから夢中になる人も、皆でダイブしましょう。
Abbey Road/The Beatles
はい、言わずと知れた大名盤Abbey Roadですね。実質的なビートルズの幕引きとなった作品ですが、解散前のバンド特有のギスギス感は全く感じらません。
サイケデリックな時期も経て、大人になったビートルズが届けてくれる極上のメロディーたち。
ポップなのはポップなのですが、アイドル時代とは説得力がまるで違うし、何より少しブラックミュージックを感じさせるのが、大人になったんやなあ、としみじみさせますね。
おすすめ曲はまず1曲目から6曲目までの全曲。いやほんとに!適当言ってないって!!
レコードではA面に当たるこの曲たち、バラエティ豊かかつキャッチーで一度聞いたら癖になる奴らばかり。
メンバーイジりも兼ねた世界一有名なベースリフの神曲、Come Together。
ジョージ・ハリスンのメロディセンス大爆発のSomething。
童謡のようなメロディに殺人鬼の歌詞、ポールの狂気、Maxwell's Silver Hammer。
R&Bなパワー、でもしっかりロック、甘〜いポールのOh!Darling。
リンゴ・スターの味とキャラクターが凄え出てる、ゆる〜いディズニーみたいな超高クオリティポップ、たのしいOctopus's Garden。
大丈夫、ホワイトアルバムの頃みたいな変態性と攻撃性、まだありますと言わんばかりのジョンによる超かっけえI Want You。
これがA面。ぱぁお、やっばいじゃん。
B面はメドレー形式になってて、あの有名なHere Comes the Sunから始まり(個人的にあの曲全然好きじゃないけど)、貴重なリンゴの嫌々ドラムソロが聴けたり、メンバーたちによるギターソロリレーが楽しかったり、ファンをぶっ殺す勢いで楽しませてくれます。
ロック史全体で見ても特別な一枚。
In the Court of the Crimson King/King Crimson
もうコレ見て言葉いるわけ?って感じですね。60年代にこのセンスのジャケット、中身が普通の音楽な訳ありません。
プログレッシヴ・ロックの始まりを高らかに告げるキング・クリムゾンの一枚目のアルバムですが、完全に完成されきってるスタイルな上、正直凄すぎてこのスタイルのまともなフォロワー、いないんじゃないかなと思います。
後に各々スターになっていく存在が一同に介している意味でもヤバいし、そんなことよりとにかく1曲目が大変なことになってる。
21st Century Schizoid Man。
(21世紀の精神異常者)
このアルバム、いや、この曲に何人が狂わされたことだろう。私もそんなひとりです。
ロックで100点を付けた名曲が私の中で3曲あるのですが、堂々の筆頭です。(他2点はStairway to HeavenとBohemian Rhapsody)
バカテク(馬鹿みたいに凄すぎるテクニック)とかっこよすぎるリフ、キメ、サックスも入って、上品ながら暴力的に襲い来る一音一音、全くの無駄なし。もはやメタルの元祖って言ってもいいかもですね。
私の一番好きなベーシストはグレッグ・レイクなんですが、全パートそうはならんってwwwが止まりません。
これを1発で録れる意味わからんし、ライブでもミスなく演奏出来る意味、全くわかりませんね。
歌詞は詩的ながらもベトナム戦争と当時の社会を痛烈に批判しており、未だ戦争と異常者まみれの21世紀に生きる我々からしても全く色褪せないメッセージを持っています。
こんな内容の歌詞が古臭くなる様な社会を待ちわびてますが、どうやらまだまだ先になりそうですね。
この曲との出会いはレコードだったのですが(聴く前から絶対好きだろうと思っていたのでYouTubeとかで出逢いたくなかった)、ほんとに体に電流が走りました。正しく憧れすら届かない、嫉妬すら追いつかない※という体験。
ワガママを言えばレコードで聴いて欲しいです。
※©︎JRA
さて、1曲目のことをつらつら書きすぎましたが、このアルバムもちろん最後までヤバいです。
激しいと言える曲はこの曲だけなのですが(そこもカッコイイよね!!)、絶品のバラードたちがその後に連なります。
個人的にキング・クリムゾンのバラードでトップクラスに好きなI Talk to the Wind。
ジョジョにもその名が登場するメロトロン(ストリングスの録音)の洪水、Epitaph。
坂本冬美の「また君に恋してる」を彷彿とさせるメロディの幻想的なMoonchild。
アンセム的なオーラすら感じさせる自信とクオリティの表題曲、In the Court of the Crimson King。
聴かないのは本当に人生損してるって言い切れる100点満点のアルバムです。
あなたの人生も変わります。
僕と楽しも、アートロック。
Led Zeppelin、Led ZeppelinII/Led Zeppelin
2枚まとめての紹介になります。
日本人みんな大好きツェッペリンの一枚目と二枚目です。
超高音のボーカル、長いギターソロ、攻撃的なドラム。その影響力は歴史を以前と以後に分けられるくらい絶大。
ジミヘンがその祖ではありますが、ハードロックはレッド・ツェッペリンに定義付けされたと言っていいでしょう。
究極的にその時代を体現した音楽は逆に全く古臭くならないと、みのが言ってましたが彼らもそれに当たると思います。
もう凄すぎて逆にこの二枚をどう紹介していいかわかりません。
一枚目はしっかりハードロックながら、アコースティックな部分も兼ね備えてるのがかっこいい。このアルバムを聴けばツェッペリンはハードロックのはじまりではあっても、ベタなことやってる訳ではないとわかるはず。(そもそもどのジャンルも元祖のやつ、なんか変わってますよね)
ブルージーな部分もサイケな部分も、革新的だったハードな部分も含めてジミヘンの影響を滅茶苦茶受けているのはわかりますが、あの天才の音楽を咀嚼して完全に自分たちの新しいものにしたことは、永遠に称えられ続けるべき功績でしょう。
7曲目にあたるCommunication Breakdownのリフ、ズズズズズズズズな部分、ギターソロに入る部分はメタル前夜感あるのにこれこそハードロックって感じで感動すら覚えるし、そんなのがポップでキャッチーなのもツェッペリンの凄み。
二枚目こそ今聴けば王道なハードロックになるのかもしれません。やっぱちょっと変ですが。人気も高く、私もツェッペリンで一番好きなアルバムです。
もはやイジられるぐらいアイコニックなジミー・ペイジのギターフレーズ群(ちゃんとかっこいいのは当然として)とポップセンス。
リフメイカーなのがしっかりわかるプレイスタイルのジョン・ポール・ジョーンズのベース。
HR/HM(ハードロック、ヘヴィメタル)のドラマーなら影響を受けないことは不可能なくらい偉大なジョン・ボーナムのドラミング。彼に関してはその変態性と引き算のセンスでその後に登場するフォロワー達と確実に一線を画しています。
黒人のソウルフルなボーカルから影響を受けたとはもはや考えにくいくらい特徴的なボーカルのロバート・プラント。ロックを強固に白人のものにしたのは彼とも僕は評価しています。
黒人の真似事から始まったロックですが、
これはもう黒人には絶対に出せない味と域です。
絶対耳にしたことがある1曲目のWhole Lotta Love。一度聞いたら忘れる訳ないリフ。
ど真ん中ハードロックの5曲目、Heartbreaker。辞書のハードロックの欄に載せるべきなくらい象徴的な一曲です。こういうミドルテンポなリフとその使い方は他のジャンルのロックでは出来ない一芸です。まあそれのなんとかっこいいこと。
続く6曲目のLiving Loving Maidはハードなのにめっちゃポップでキャッチー!
ハードロックはその熱さも魅力の一つなのですが、そこがクールさやダークさに欠けるとしてダサく思われちゃう部分でもあります(ツェッペリンはダークなこともさらっとこなせますが)。
この曲では突き抜けるようなロックンロールの明るさを取り込んで、踊りたくなるハードロックというものを見事に提示してくれています。
そして問答無用のかっこよすぎるリフの8曲目、Moby Dick。入りのドラムからジョン・ボーナム全開で痺れますね。最近のバンドにはないグルーヴ感とそのセンスを長尺のドラムソロでも余すことなく聴かせてくれます。
エキゾチックかつ洗練された肉体的な世界観、唯一無二のドラマーだと感じざるを得ません。
ロックリスナーなら聴いてない人はいないと勝手に思ってますが、まだ聴けてない人は急いでコソッと聴いてください!
先生皆に黙っといてあげるから、、、。
Let It Bleed/The Rolling Stones
ビートルズと肩を並べる知名度の生ける伝説もマスターピースを69年にリリースしています。
大真面目に黒人の真似事をやっていたバンドなだけあって玄人感、ブルースオタク感がフルスロットルなのが彼らの魅力なのですが、白人ゆえに真似しきれない部分があるのも黒人音楽と差別化出来ている彼らの魅力だとやっぱり思います。
この辺りの時期になるとブルース的な側面を強く支えてきたリーダーであるブライアン・ジョーンズの影がめちゃくちゃ薄いのですが、白人にしかできない黒人音楽、もはや黒人音楽ではないローリング・ストーンズの音楽というものを1番感じられるのは個人的にこの一枚だと思ってます。一番好きだからひいきしちゃってるかもだけど。
1曲目のGimme Shelterのイントロで私の言いたいことは全て伝わるはずです。この曲ではとにかく退廃的でどこかポスト・アポカリプス的なサウンドと過激な歌詞、歌詞を見ずに聞いて、後から読んでビビったのをよく覚えています。
War,children,It's just shot away…
Rape,murder,It's just shot away…
4曲目のLive With Meでの表打ちのドラムと華やかなピアノ、ちゃんと「リズム」ギターをしている刻むようなキース・リチャーズのギター。ストーンズにしかないグルーヴのかっこよさを味わえます。
6曲目のMidnight Rumblerも人気の高いナンバー。モノマネではない白人のブルース、所謂ロックど真ん中なのかと言われればそれも少し違う。プログレッシヴ・ブルースという言葉が本当に相応しい。スライドギターとハーモニカのかっこよさをロック小僧たちに教えてくれる本当の名曲だと思います。
そしてこのアルバムのラストを盛大に祝福するYou can't always get what you wantは、
賛美歌やゴスペルのようなコーラスと1曲目のように絡み合うミック・ジャガー、美しいアコースティックギターの音、ゴージャスなピアノ、野性味溢れる多様な民族楽器、
をリードギター含むリズム隊がストーンズのグルーヴで飲み込んで恐ろしいクオリティに仕上がった神曲。
オシャレかつ泥臭い。神秘的かつ人間的。ガキ向きかつ大人向け。
真の多様性の素晴らしさとは攻撃や改変にはなく、全然違う魅力を持つ個々が何か一つのものを通して繋がることにあると、このサウンドは現代人を嘲笑うようで大変気持ちいいです。
ストーンズは黒人音楽のかっこよさやら馬鹿らしいことまで嫌味なく色んなことをロック小僧たちに教えてくれる、そんなバンドだと思います。
ダイバーシティの橋渡し。絶対になくてはならない存在です。彼らが有名である世界線にいることに絶大な意味と感謝があります。
Tommy/The Who
がっつり紹介するのはこれで最後にしようかな。
ビートルズ、ストーンズと並んで60年代の若者に絶大な支持を集めたザ・フーによる史上初のロックオペラ。
なんと序曲(Overture)もあり、歌詞は全て誰かのセリフになっているというオペラっぷり。
後続世代のパンクのミュージシャンからも信仰が強い彼ら。そんなフーがアートロックでも一線級だったことは、色々考えさせられます(好きなバンドももちろんいるけど最近の日本のパンクとかさ)。
このロックオペラ、ストーリーも良い。
戦争から帰ってきた父が、妻の不倫相手を殺害するところを見てしまったまだ小さな息子の
トミー。
が、両親にお前は何も見なかった!何も聞かなかった!と迫られ、視覚と聴覚と喋る感覚を失ってしまいます。
そこから性的虐待やドラッグの投与、ピンボールにおける天才的な才能と名声などを経験し、全ての感覚を取り戻したトミーは一大宗教の教祖となりますが、彼のやり方に呆れ、暴走する信者に父も母も殺害されます。
全てを失って全てを手に入れ、
また全てを失ったトミー。
そんな悲劇のような喜劇のような悲劇こそオペラ的だと思うし、高尚過ぎない、バカらしさも内包している所がロックでもあると思います。
もちろんこのアルバムの素晴らしいのはストーリーだけではありません。ピート・タウンゼントのソングライティングも脂のりまくってます。
オペラのようなメロディをバンド編成で表現したり、ゴリゴリのロックにもオペラの歌詞が乗っていてクソ面白いです。
さらにそれを演奏するのがロック史上でも指折りの化け物プレイヤー集団。
ソングライターとして楽曲やアルバムの世界観をギターなり鍵盤なりでしっかりと「支える」ピート・タウンゼント。シンプルかつ凝っているというのが彼のプレイスタイルだと思うのですが、後に生まれるパンクのギタリスト達の姿勢を既に示していた先駆者という側面もあるでしょう。
そしてこの人以前に今で言うベースヒーロー的な立ち位置の人が私は思いつかないくらい、ベーシストとして楽曲内で暴れに暴れたジョン・エントウィッスル。
その優しい顔には似つかない攻撃的なフレーズや、歌えるくらいメロディアスなフレーズの数々。
このバンドが普通のバンドに対してベースとギターの役割が逆転しているという話はよく聞きますが、パンクのベースがたまに面白いのは
間違いなくこの人が始祖だと思います。
ポール・マッカートニーもヤバいですが、こいつは今聴くとやり過ぎてて笑っちゃう瞬間あるくらい目立ってます。最高に偉大です。
そして前者とは打って変わってヤバそうな見た目のヤバい人。ドラムのキース・ムーン。
彼は破天荒な私生活でも悪名高いですが、プレイヤーとしても只者ではありません。
本当に天才ヤンキーって感じのドラミングです。競走馬でいうところのゴールドシップみたいな。
引き算もできるっちゃあできるんですが、この人の魅力はやっぱり頭おかしいフィル(というかずっとフィル叩いてるこいつ)のセンスと手数です。もう彼には全くもってフォロワーがいないと思っています。もしくは真似出来ないか。
ジョン・ボーナムと並んで絶大な評価を受けていますが、ボンゾのような品性や裏打ちされているような何か、こいつにはありません。
もっとやかましい音楽として後から出てきたパンクのドラマーの方が大人しく聴こえます。
まあ要するに聴かなきゃ損ってことです。
荒々しく暴力的なドラムを体が欲してる時、
最高の音を提供してくれますよ。
そして普通に上手いしイケメンなのに上記おばけたちのせいでボーカルなのに影が薄いとかいう状態のロジャー・ダルトリーさん。
普通にハードロックバンドのボーカルとしてもやっていけるくらいパワーもあるしメロディも外さない人だと思います。
ステージを動き回ることもあまりせず、申し訳程度にマイクぶん回すパフォーマンスを得意としています。でもこのバンドそういう派手な動きはギターとドラムの方g、、、失礼。
そしてTommyはミュージカル映画化もされており、フーのメンバーはもちろん、ジャック・ニコルソンやエリック・クラプトン、ティナ・ターナーなど豪華なメンツが出演し、結構面白いしストーリーも理解できます(ちょびっと改変されてるみたいですが)。
映画を見てからアルバムを聴いてみると風景をイメージしやすくなって、より楽しめると思います。
メンバーの紹介に熱入りすぎて全く曲の紹介できなかったので、劇中でのエルトン・ジョンがカバーしたPinball Wizard、置いときますね。映像もヤバいんで。
さてさてここまで紹介してきたのはこの年を彩り、時代を代表する大名盤ばかりでしたが、
まだまだ名盤が出ています。
さらっと見ていきましょう。
The Stooges
/The Stooges
イギーポップが在籍したバンドのファーストアルバム。オペラとか言ってるフーなんかよりももっとパンク色が濃いです。69年でこんなにパンキッシュなのはなかなかに先進的。気だるかったり、乾いたシャウトとか悪魔的だったりするボーカルはミック・ジャガーぽかったりします。
代表曲I Wanna Be Your Dog収録。
Kick Out The Jams/MC5
ライブアルバムです。全体的なサウンドとしてはもうパンクやんって感じのロックンロール。もはやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの面影さえ感じますが、1曲目冒頭のMCなんかバイブスマシマシのラッパーのそれにも聞こえます。
そして表題曲である2曲目の頭の煽り方がヤバいんですね。ほんまにこいつら60年代のバンドなんかほんまに(褒め言葉)。
''Kick Out The Jams!!!!!Motherfucker!!!"
これ、
世界最古の録音された"MotherFucker"だと言われています。
そして普通に演奏もクソかっこいい。
オススメです。
Deep Purple/Deep Purple
ハードロックバンドとして有名なディープ・パープルですが、それまでサイケやったり、オーケストラと演奏したり、プログレやったり色々してたんです。
これは第1期ディープ・パープルの最後のアルバムで、この次からハードロックに方向転換して爆売れしていくわけですが、それまでの時期もそこそこ売れてたんです。
もちろんMachine HeadだったりBurnの時期も好きなのですが、逆張りでもなんでもなくディープ・パープルで1番好きなのがこの一枚でして、、、。
ほら、ハードロック期に入るとちょっと厨二臭さというか痛さみたいなのも出てくるじゃないですか。この頃はそれがないのもいいし、普通に似てるバンドが他のプログレバンドにもいないんですよね。
そしてハードロックをやりたくてうずうず鬱屈してるリッチー・ブラックモアとクラシックな路線が良い意味でバチバチで、後の彼らの発明となるハードロックにおける疾走感を、ドラムのイアン・ペイスが匂わせる最高に気持ちいいアルバムなんです。
ただ正直レコードで聴くのがこれはヤバくて、、、でも!一聴の価値アリアリアリです!
という訳でいかがでしたでしょうか!
伝説のフェス、ウッドストック・フェスティバルが開催され、これら激ヤバアルバムがリリースされた1969年という年は!
偏っていたかもしれませんが、なんとまだまだ取り上げきれなかったアルバムあるんですよこれが、、、(ヴェルベットアンダーグラウンドのサード!キンクスのArthur!グレイトフル・デッドのAoxomoxoa!ピンク・フロイドのUmmagumma!CCRも!クリームも!ザッパのHot Ratsも!etc、、、)
これら全部が噴出した1969年。
今からちょうど55年前のこと。
あ、日本語で6と9を合わせてロックとも読めますね。
偶然なのか、必然でしょうか、、、。
うわあ!大変大変大変長くなってしまいましたが、ほんとにここまで読んで頂きありがとうございますというか、お疲れ様でした!
失礼致しました!!!!!!
面白かったり読み返したいなとか思ってくれたらスキしてってください!モチベーションになります!
ではまた!!!!
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