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車いすフェンシングのカテゴリー分けって知ってますか?

日本最北のフェンシングクラブでフェンシングをしています。
私が所属するクラブには、車いすフェンシングの選手もいます。
車いすフェンシングのカテゴリー分け、クラス分けの講習を受けました。

今年は、パリパラオリンピックがあります。
車いすフェンシングもパラオリンピック種目となっています。

車いすフェンシングは、その名の通り車いすに乗った状態でフェンシングをします。
主に下半身に障害がある方が対象のスポーツになります。

車いすフェンシングのカテゴリーは障害の程度で、カテゴリーA・カテゴリーB・カテゴリーCに分かれます。
カテゴリーは、柔道の階級別に少し似ているかもしれません。
柔道の階級別は体重差による、不公平感などをなくすためかと思います。
車いすフェンシングのカテゴリーなども、障害がパフォーマンスに影響しないようにということが目的です。

カテゴリーAは、腹筋があり、十分な座位バランスがある
カテゴリーBは、腹筋がなく、座位バランスがない
カテゴリーCは、頸椎の5番から7番までの損傷により肘から先の機能が失われ剣を手にバンデージで固定しないとフェンシングができない
と、定義されています。

各選手の障害の場所や程度、関節の障害なのか筋肉の障害なのか、そもそも切断してないのかなどチェックして、まずはクラスを分けていきます。
クラスは、1A・1B・2・3・4に分かれます。
それらのクラス分けから、カテゴリーに分類されていく流れになります。

クラス分けでは、さらに、筋力テスト・関節可動域テスト・筋緊張のテストが行われます。
細かい筋肉の動き、抵抗をかけた時の動きや関節の動きの程度など専門知識が必要で、評価が難しいかもしれないと思いました。

クラス分けは、一定の講習を受けて、試験に合格した人が行なっています。

車いすフェンシングを見る機会は少ないかもしれませんが、選手は日本全国にいます。

なかなか馴染みのない競技ですが、今年はオリンピックイヤーです。
車いすフェンシングは、スピードや駆け引きなど見どころたくさんです。




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