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町内会の役員とこれからの町内会

問)とっても身近な存在なのに、やっかいなものに感じるものは?
答)町内会の役員

そう思うのは私だけでしょうか。
日本の町内会加入率は、71.8%(総務省 令和3年)
さらに、私が住む北海道の地方都市は、55%と全国平均を下回っています。
私の町内会でも。町内会に介入するメリットがない・役員をしたくないという理由から退会してしまう人が増えています。

3月末で2年間の町内会の役員の任務が終了します。
会計を担当していました。
コロナ禍もあり、町内会行事はほぼありませんでした。
それでも、寄付金納入や町内に設置されている電気料金の支払いなど、お金は毎月動くので役員であることは、負担ではありました。
先ほど、年度末の決算も終了し少しほっとしています。

町内会の存在って、普段の生活では意識したことがありませんでした。
たまに、回覧板が回ってくるのとゴミステーションの掃除くらいで、町内会って必要なのかなくらいに思っていました。

役員を経験して知ったことは、災害があった時の相互援助や支援物資の配給単位や避難所での自治活動などは町内会単位となることなどを始めて知りました。
昔は、子供の遊びや成長を町内で見守ったりしていましたが、子供の数も少ないうえ、集団で過ごすことよりも個人の時間を尊重する世の中になり、そういったことも少なくなりました。

町内会でのお知らせや回覧板をデジタル化しようという動きも出てきています。
そうなると、高齢の方が参加しにくいということも予測されます。

先日、町内会のメリットについて話し合いをしました。
劇的なものはなかなか浮かびませんでしたが、子供のために何かできることがあるといいのではないかという話などがでていました。

これから先、町内も高齢の方が増えてきます。
お互いに助け合える街づくりができるような取り組みができるといいのですが。
困っているのは、うちの町内会だけではないはず。
これからの町内会の在り方を考える機会にきているようです。


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