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味わい深い音を奏でるハモンドオルガン使い

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第59弾!

「TONE-WHEELS’A’TURNIN'」GEORGIE FAME&THE LAST BLUE FLAMES

2009年発売

本日紹介するのは現在御年80歳のハモンドオルガン弾きである、ジョージ・フェイム。

過去にもこのnoteで彼が参加した傑作を二枚紹介してきました。

長い付き合いの盟友ヴァン・モリソンの傑作LIVEではバンマスとして大活躍。

モズ・アリソンのトリビュート作品でも良い味わい出してます。

大ベテランのジョージの晩年の傑作が本日紹介する一枚です。

取り立てて新しい点は無いけど、経験に裏打ちされた余裕のある演奏が聞いてて心地よいです。

正直決して上手いとは言えない唄も、ゆるいリズムと合わさると不思議と耳心地余良いんだよな~。

楽曲もボサノバ・ソウル・ラテン・ニューオリンズと多種に渡るけど、総てジョージ色に染め上げていて統一感は半端ないです。

最近のミュージィシャン達は本当に演奏も唄も上手くなりましたが、味わい深い音を出す人は殆どいない。

ジョージは正に味わい深い音楽を聞かせてくれる最後の世代かもしれないです。

皆様にはジョージの良さが出たミディアムな一曲を。


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