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ベテランソウルディーバの人生最後の傑作

57歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第86弾!

「THE MOVIE」 Betty Wright

2011年発売

本日紹介するのは超有名なマイアミのソウルデイーバであるベティ・ライトの晩年の傑作アルバム。

べティーと言えば1971年に大ヒットしたこの曲。

一体何人のシンガーにカバーされた事でしょうか?

その後も安定した活動を続けてきましたが、今作の3年後に出したアルバムが最後で、2020年に亡くなっています。

そう意味で今作が晩年の集大成的名盤と言っても過言ではないです。

その要因の一つはザ・ルーツがプロデュースしているという点。

過去にもザ・ルーツのプロデュースが光った作品は紹介済みです。

今作もベティーが元々持っているオールドソウルの良さを殺す事なく、今風のネオソウルやR&Bの要素を上手く取り入れています。

ルーツらしいカッコいいアレンジに痺れていると、王道ソウルバラードのベティの歌声に泣かされてしまいます。

旧くて新しい音に彩られ、ソウル愛に溢れた一枚となっています。

ジョス・ストーンやスヌープ・ドックなども参加してます。

SOUL好きは当然、ネオソウルやヒップホップ好きにも最高な一枚です。

皆様にはオープニング曲を。


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