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女性支持率90%!CityPopの貴公子

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第12弾!

「メディテラネ」 山本達彦

1985年の発売。

甘いマスクと歌声で、CityPopの貴公子と呼ばれていました。

LIVEも5回ほど行ってますが、お客さん95%は女性でした(下手したら98%くらでした)。

時折いる男性もファンというよりは、女性の付き添いで来ている感じで、私みたいに純粋に音楽を聞きに来てる男性はほぼ居なかったです。

でも歌っている世界観はハードボイルドだし(楽曲のタイトルがラスト・グッバイやさらば愛しきブルーとかチャンドラーを模したもの多々あります)、音楽のベースはJAZZやラテンやブルース。

スティーリーダンの影響も物凄く感じるコード感の曲もありました。

純粋な音楽ファンが聞いても十分凄いアルバム達でした。

私は(太陽がいっぱい)から嵌り、遡って総て聞きましたが、乗りに乗ってたのは(マティニーアワー)(Music)今作(メディテラネ)(To be)あたりでしょうか?

どのアルバムも素晴らしい出来栄えですが、どれか一枚と言われたら(メディテラネ)を推します。

佐藤準の幅広いアレンジ、数原晋率いるホーンを多用したゴージャス感、そしてヨーロッパ映画の様な地中海をテーマにした歌詞。

大人で洒脱で、やはり何処かハードボイルドです。

山下達郎や角松敏生と同じレベルで評価されても良いと思うんだけどな~。

いかんせ男性で聞いている人が少なすぎたのが残念。

皆様には一曲目のラテンティストのこの曲を。


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