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ポール・マッカートニーに喧嘩を売る様な、アンチ・ラブソングのファンクの女帝

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第38弾!

「Anti Love」 THE BEST OF betty davis

2001年発売

本日紹介するのはコテコテを通り越して、ドロドロのディープファンクの女帝ベティー・デイヴィス。

マイルス・デイヴィスの二番目の妻としての方が有名だけど、ミュージィシャンとしても相当凄い。

1970年代に三枚しかアルバムを残してないので、今作はその三枚からベスト選曲したコンピレーションアルバム。

聞きたくて仕方なかったのですが、レコードも手に入らず2001年に今作が発売された時は、狂喜乱舞した記憶が読みがります。

もう一曲目からド・ファンク!

脳髄から痺れて体中が麻痺するレベルです。

タイトルが(アンチ・ラブ)から分かる様に、軽薄なラブソングは唄わず、性的で卑猥な歌詞を直球で伝える歌ばかりです。

嘗てウイングス時代のポール・マッカートニーが、批評家から(ポールはラブソングしか作れない)と批判され、反発してラブソングの直球(Silly Love Song)という曲を作りヒットさせた逸話があります。

そんなポールに喧嘩を売る様な存在です(笑)

もう二度とこういうコテコテファンクの人は出てこないんだろうな~。

皆様には正にその(アンチ・ラブソング)を。


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