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『ミラベルと魔法だらけの家』感想書き殴り①

こんにちは。久しぶりの更新です。

最近観劇できてないので最近観た映画の感想を書いていきます。
2021年に公開されたディズニーの『ミラベルと魔法だらけの家』です。

ディズニープラスで初めて観たけど、なんで劇場に行かなかったんだろう、と猛烈に後悔。
好きすぎて10回リピートしてる。
めちゃくちゃ泣いた。感動した。
何回観ても同じところで泣くし、劇中のNo.を四六時中リピートしてる。
ストーリー、音楽、映像美が素晴らしい。

本当に素晴らしかったのでまだ観てない方は、ぜひ観てください。
音楽だけでもめっちゃいいから聞いて!聞いたら、病みつきになります。

つらつらと映画を見て感じたことを書いていきます。
ネタバレを含むのでネタバレが苦手な方はぜひ、作品を見てから。(__)
というより、作品観てないと何言ってるんだか全然わかんないかも。
ごめんなさい。🙇

まず、序盤。ミラベルいい子過ぎるよ!!


綺麗な映像と軽快な音楽で楽しませてくれるよ!
最初に出てくるナンバー「ふしぎなマドリガル家」

『イサーベーラー♪』ってコーラスと共に、イザベラが花を咲かせるの本当に綺麗!
マドリガル家の家族構成と魔法がすんなり頭に入ってくる。

物語の始まりは、ミラベルの従妹のアントニオの儀式の日。
序盤を観てて思うのは、ミラベルいい子すぎん!?と終始思う。
どうして、そんな明るく振る舞えるの?
ミラベルの境遇が辛すぎて、序盤本当に胸が痛かった。
魔法(ギフト)がない割に頑張ろうとしたら、母親からは無理しなくていいと言われ、おばあちゃんからは適材適所があるのよ、なんて言われてしまう。
その時のミラベルの表情が絶妙で。序盤からほろ泣き。

アントニオの儀式が始まり、アントニオに『来てよ』と言われて、多分もう2度と歩みたくないであろう道を一緒に歩いてあげるミラベルが優しすぎる。
そして、アントニオと一緒に歩くことで自分の儀式の日、思い出しちゃうよねー!
その回想が辛すぎる。
子どもミラベルは、幼いながらもしっかり歩いて、自分はどんな魔法かな、と期待を滲ませてる表情を見るだけで辛い。
やっと、ドアノブをつけた瞬間に消えていっちゃうところが、本当に悲しい!
もう自分だったら、トラウマもの。
本当に悲しい。子どもミラベルの心中を思うと、胸が張り裂けそうになる。
映画では描かれてないけど、ギフトをもらえなかった直後の子どもミラベルは本当につらかったし悲しかっただろうな。そういうとこを想像しちゃうと本当に胸が痛い。
このシーンの救いは、子どもミラベルがかわいい!それが唯一の救い!

町の子供が、『ミラベルのギフトは、現実逃避かもね』ていう言葉が攻撃力高すぎて笑ってしまった。子どもが悪意なしで言ってるってのがまたまたきつい。

ミラベル、あんたは本当に偉い!
私がミラベルと同じ境遇だったら、家出してるし、『私たちはマドリガル〜♪』なんて歌えない。もう家族の話題すらコンプレックスで出せない。

アントニオがギフトをもらった後に、家族写真を撮るところでミラベルのナンバーに入るんだけど、みんな気づいて!一人足りないよ!!ミラベルが入ってないよ!
演出とはいえ、パパとママさえ気づいてくれないの辛すぎる。

このナンバーを聞いて、うんうん!そうだよね!眠れないよね!ってぼろ泣き。

ルイーサ!あんたも偉い!

奇跡の力が弱まってることに気付いたミラベルが家族のために立ち上がり、異変に気付いてそうなルイーサに様子を尋ねる。
そして、ルイーサのナンバーに入るんだけど、

ルイーサの心中が辛すぎて、ここでまた泣く。
力持ちのギフトを持ってるため、みんなに頼られることの多いルイーサが潰れちゃいそうなくらいのプレッシャーを実は感じてて、負けない!って奮闘してるのが本当に偉い。
ナンバーが終わった後に、ミラベルが抱きしめてあげたのがよかった。
頼られるって案外つらいよね。

ギフトをもらえなかったミラベルの心情に焦点をあててると思いきや、実はギフトをもらっていたルイーサもプレッシャーを感じていたっていう焦点の当て方がこの映画の面白いところだなと思う。
アナ雪のエルサも魔法で苦しんでたもんね。うらやましいけど、実は苦労することも多いんだね。

ルイーサの声と歌をやってるのが、3時のヒロインのゆめっちってことにびっくりした。歌うますぎ。

中毒性Maxの「秘密のブルーノ」


奇跡の力については、ミラベルの伯父さんのブルーノのビジョンがカギを握ってるってわかったミラベル。
ブルーノ伯父さんのことは禁句になってるので、ぺパおばさんに聞いたら「触れちゃダメー♪」とこのナンバー。

いや、これ中毒性やばい。
何回も聞いちゃう。今も聞いてる。
いろんなキャラがわちゃわちゃ出てくるのが面白いし、映像の切り替わりがキレイ。
それぞれの歌にキャラクターの個性が出てて面白かった。

初見じゃ気付かなかったけど、ドロレスの歌のとこだけ、壁にブルーノが映ってるんだね。
ドロレス、ブルーノに気付いてたんじゃね疑惑の発端。

イサベラの本当の気持ち

ブルーノのビジョンで、奇跡を救うためにイサベラとハグすることに。
もう怒り心頭のイサベラが面白い。
普段から折り合いが悪かったミラベルとイサベラが案の定口論になる。
そして、イサベラが本当の思いを打ち明けたことで、ナンバーに入るんだけど、

イサベラのナンバーは爽快感があふれてて、野性的なのがいい。
完璧を演じていたころはピンクとか美しいイメージの花ばっか、咲かせてきたイサベラ。
本当の想いに気付いてからは、サボテンとかサンドウとかジャカランダとか咲かせていくのがいいし、ナンバー終わった後のカラフルドレス姿のイサベラが素敵。

後、イサベラとミラベルの和解がいい。
イサベラのありのままでいたいって想いを聞いて、ミラベルが「生まれたときから完璧な人生だと思ってたけど」(英語版)って、イサベラの意外な苦悩に触れたってわかる歌詞がグッとくる。

イサベラとルイーサでいったら、個人的にはイサベラのほうが重症に思える。
ミラベルと話すまで、無理してるってことに気付いてない感じが。ルイーサは苦しい!って思ってたもんね。

これは、中の人話なんだけど、イサベラのオリジナル版の声優が「ダイアン・ゲレロ」さんで驚いた。
マリッツァじゃないか!(オレンジ・イズ・ニューブラックのキャラクター)
好きなドラマの人がディズニーのキャラの声優やっててうれしい!
オレンジでは、コロンビア関連で悲惨な結末になっちゃったけど(´;ω;`)
コロンビアが舞台のディズニー映画で素敵なお姉さまになってよかったね!!

まとめ

とにかく音楽がいい!
そして、マドリガル家の個性も素敵!
ミラベルもルイーサもイサベラもみんな大好き!
才能にあふれて満ち足りてると思うような人も一皮むけば、苦悩を抱えてるおんなじ人間だよって思わせてくれる視点の向け方が素敵。
大好きな映画。感想書きなぐり②も書きます。

#ディズニー
#ミラベルと魔法だらけの家
#感想書きなぐり

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