【筋肉痛】を和らげる方法

筋肉痛を和らげる方法
蘭州大学の研究
対象者：59の研究の1367人の患者

・研究の意図
ネットワークメタ分析を使用して、遅発性筋肉痛に対する効果的な方法を調べる

・研究の内容
今までに行われた筋肉痛の研究を集めて、メタ分析を行った
59の研究が集められ、1367人の患者を対象に筋肉痛に効果的な療法を調べる
対象となった療法は、温水と冷水の交互浴、凍結療法、冷水に体をひたす、冷水・温水に体をひたす、コールドパック、ホットパック、アイスマッサージ、超音波、および対照群としても受動回復

凍結療法とは、マイナス110℃~マイナス190℃の極低温に体をさらして、免疫力を働かせる療法
(専門の設備が必要かつ値段が高い)

・結論
運動から24時間以内の筋肉痛を減らすにはホットパックが最も効果的だった
次いで、温水と冷水の交互浴だった
三番目は凍結療法であった

運動後48時間以内の筋肉痛を減らすのは、ホットパックが一番なのは変わらないが、二番目は凍結療法だった

運動後から48時間以上経過した場合の筋肉痛を減らすには凍結療法が最適だった

ホットパックが全体を通して有効であり、次に凍結療法がランクインする結果となった
いずれの療法においても、受動回復より筋肉痛を和らげる効果が確認された
一番ダメなのは運動後に何もしないことである

・感想
凍結療法はハードルが高いので、一般的なホットパックが有効なのはありがたい
凍結療法は見たことはあっても、受けたことはない
いずれは受けてみたい

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参考文献
EFFECT OF COLD AND HEAT THERAPIES ON PAIN RELIEF IN PATIENTS WITH DELAYED ONSET MUSCLE SORENESS: A NETWORK META-ANALYSIS
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8862647/