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ゴリラのドラミングの新発見!体のサイズを伝える役割があった?

ゴリラのドラミングの新発見!体のサイズを伝える役割があった?

ゴリラが胸を叩く行為、ドラミング。
一般的には怒りや威嚇、構ってほしい時や遊びたい時に行うとされていますが、実はもう一つ意味があることが判明しました。

ドイツのマックスプランク研究所の研究を参考に、ゴリラのドラミングについてお話します。

研究者は、ルワンダのボルケーノ国立公園で野生のマウンテンゴリラを長時間観測しました。
その結果、ドラミングで胸を叩く回数の平均値は8回、平均時間は0.65秒、平均周波数は638Hzであることが判明しました。

さらに、大柄なオスほど周波数が小さいことも判明しています。
これは、体が大きいと喉頭近くにある気嚢も大きくなり、気嚢が大きいと音が小さくなるためです。

つまり、ドラミングは体のサイズを伝える役割があると考えられます。
これはあくまで可能性の一つですが、面白い発見ですよね。

ちなみに、ドラミングは1歳頃から始めるそうです。
群れのリーダーであるシルバーバックが行うドラミングは1km以上離れた場所でも聞き取れるそうです。

マウンテンゴリラが生息する熱帯林では木々が鬱蒼と生い茂っており視界を見通すのが難しいため、音で情報を伝えるように進化したのかもしれません。

また、メスがよりよいオスを探すためや他のオスを牽制する役割もあります。
さらに、体のサイズを伝えることで自分の戦闘力を伝えている可能性もあります。

以上が今回のまとめです。マウンテンゴリラのドラミングには体のサイズを伝える役割があったかもしれません。
動物の生態は本当に面白いですね。

※執筆にはChat-GPTを活用しました

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参考文献
Chest beats as an honest signal of body size in male mountain gorillas (Gorilla beringei beringei)
https://www.nature.com/articles/s41598-021-86261-8

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