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ICL(眼内コンタクトレンズ)は生活改善につながるか!?


ICLって知っていますか?

皆さんICL(眼内コンタクトレンズ)はご存じでしょうか?
レーシック手術を知っている方は多いと思いますし、施術された方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。

一方で眼が悪く、いつも眼鏡またはコンタクトレンズをしている方も多いと思います。
私もいつもワンデーのコンタクトレンズをしていましたが、2weekレンズよりは手入れが少なくて楽なのですが、それでも毎日のことなので面倒!
また旅行や出張に行ったときに忘れることがあったり、災害大国日本の中でいつ何時コンタクトや眼鏡のない生活を強いられるかわかりません。

また費用も1年間だけで5万円(私の場合、乱視もあるため)程度かかっていました。このままコンタクトレンズをあと数十年も続けるのなら、総額数百万円にもなるのかと思い、手間や災害リスクも考慮すると、レーシックもしくはICL治療ってかなり割の良い自己投資(費用対効果)なのではと思い、どちらかの治療を受けようと決めました!
とはいえ、それぞれの特徴や違いやメリット・デメリットだったり、リスクや安全性についても気になったので、詳しく調べてみることにしました。

最終的にはICL治療を受けたのですが、、これが非常に快適!!
毎日レンズを眼に入れる手間もかからないし、眼鏡だと運動するときに邪魔だったなど、色々と不便が解消されました。
なぜレーシックではなく、ICLを選んだのか、そしてICLを受けた後の体験についても詳しく書いてみました。少しでも皆さんの日々の生活に役立てれば幸いです。

それではまずレーシックとICL、それぞれの説明 を始めたいと思います。

レーシック(LASIK)とは

LASIKはレーザー眼科手術の一種で、視力を改善するために角膜の形状を変えます。手術中に、医師はレーザーを使用して角膜の小さなフラップを作り、その下の組織を再成形します。それによって光が網膜に正しく焦点を合わせることができ、視力が改善します。

ICL(Implantable Collamer Lens)とは

ICLはレンズ挿入手術で、角膜にレンズを埋め込むことによって視力を矯正します。このレンズは自然な眼のレンズの前または後ろに配置され、視力を改善します。角膜の形状を変えることなく、光の屈折を変えることで視力を調整します。

つまり、レーシックは眼の表面を少しだけ変えて視力を改善し、ICLは眼の中にレンズを入れて視力を改善する治療法となります。

さて、それぞれの治療法の特徴やメリット・デメリットはどんなものでしょうか?

レーシック(LASIK)

メリット:

  1. 手術時間がとても短い(大体10分程度)

  2. 手術後すぐに視力が改善することが多い

  3. 手術があまり痛くない

  4. レーシックは確立された手術法であり、多くの症例が存在し、長期的な効果も比較的よく理解されている

デメリット:

  1. 手術後、目が乾きやすくなることがある

  2. 夜の光がまぶしい、または目が疲れやすくなることがある

  3. 眼の表面にある角膜を改造するため、角膜が薄い人や角膜に異常がある人には適していないことがある

  4. 高度(度の強い)な近視や遠視の人には効果が限定的な可能性がある

  5. 年齢とともに視力が変わる可能性があり、再手術が必要な場合がある

ICL(Implantable Collamer Lens)

メリット:

  1. 目の形を変えないで視力を良くする

  2. レーシックでは難しい高度な近視や遠視も対応可能

  3. 角膜の構造を変えることなく、視力を調整できるため、角膜が薄い人や角膜に問題のある人にも適用できる

  4. 手術が可逆的(元に戻せる)であり、後からレンズを取り除くことも可能

デメリット:

  1. 手術後に眼の中に問題が起きるリスクがある(例えば白内障や緑内障)

  2. レーシックよりも費用が高くなることが多い

  3. 手術自体がレーシックよりも複雑であり、手術時間も長くなる可能性がある

  4. 手術後の短期間は眼の違和感や視力の変化があるかもしれない

  5. あくまで人工レンズを使用して視力を矯正するため、自然な視力とは異なる視覚体験になる可能性がある

上記が一般的に言われている、特徴やメリット・デメリットになりますが、では実際に私個人が調べたり、実際にICL治療を受けるに至った背景、なぜレーシックでなくICL治療を受けたのかも含めて、治療後の効果を説明したいと思います。

なぜレーシックでなく、ICL治療にしたのか!?

ICLは可逆性だから

これがICLを選んだ一番の理由です。
身体をいじる治療のため、万が一、術後に不具合が起きた際に元の状態に戻せるICL(レンズを抜く)が魅力的でした。

値段はレーシックよりも高い

レーシックだと30万円前後
ICLだと60万前後(結構価格に幅があります)
*それぞれ両眼の価格
大体ICLはレーシックの倍の価格と考えておくといいでしょう。
ただし、10万円以上の費用に対して、レーシックとICL共に医療費控除が使えるので、多少費用を抑えることができます。
私の場合は60万円ちょっとでしたが、医療費控除を使って実質50万円程度に費用負担になりました。
レーシックの方がもちろん費用を安く抑えることができるのですが、上記の可逆性や私自身がかなり近視や乱視が強かったため、ICLの方が合っていると判断したことも理由に挙げられます。

安全性について

これについても実際に眼科医の方に聞いたり、本でも調べたりしたのですが、術後の合併症や近視に戻るリスクなど、色々なリスクはあるのですが、症例数に対してかなりリスクの可能性が少ないこと、厚生労働省から認可を受けているSTAAR Surgical社が付与する認定医資格をもった医師が手術すること。(私の場合はエキスパートインストラクターの方でした)
レーシックの方が聞きなじみがありますが、ICLも既に国内で20年以上前に導入されてから2010年に厚生労働省から認可を受けています。

ICL治療を受ける前と受けた後で生活はどう変わったか

これはもうやってよかったの一言に尽きます!!
術前では0.1も見えないくらいでしたが、現在では両眼それぞれで1.5!!
人も物もよく見えます。
日々のコンタクトレンズや眼鏡の手間や不快さからの解放。
何か災害や出張や旅行などでコンタクトや眼鏡を忘れたり、壊してしまった場合のリスク回避。
総額もコンタクトを10年以上つけている場合よりも安くなる。

もちろん施術までにそこそこの頻度でクリニックに通わないといけなかったり、手術当日や数日間は生活に制限があったりもします。
また私の場合はハローグレアと言われる、夜間などに光を見ると光の周りにリング状のもやがかかって見えたり、まぶしく見えたりもしますが、ICLの人は良く起こる現象らしく、私の場合は半年くらいから気にならなくなりまし
た。

もちろん視力矯正手術の選択は、個々の視力の問題、健康状態、ライフスタイルなどによります。一部の人々にとっては、レーシックが最適な選択肢であり、一方で他の人々にとっては、ICLが最適な選択肢であるかもしれません。どちらの手術も視力を大きく改善することが可能であり、多くの人々が手術後に生活の質が向上したと報告しています。
最終的な決定は、眼科医との詳細な討議を経て決定することが重要です。

みなさんの生活改善の参考になれば嬉しいです、では!

ブログもやっているので、よければぜひ!



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