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「ふるさと納税」のはじめかた

ふるさと納税を始めたいけどよくわからないな?
という方に簡単ですが流れをご紹介しようと思います。

①ふるさと納税ってどういうもの?
1月~12月にふるさと納税で寄附した金額から2,000円を差し引いた金額が翌年支払うの住民税(所得税)に補填されます。毎年6月に確定する住民税の支払い金額は前年の所得で決まるので、わかりやすくまとめると
・来年分の住民税を前年中に他の自治体へ前払いする
・寄付額に応じて素敵な返礼品がいただける
・自己負担2,000円で利用できる

住民税は何もしなければ住民票のある自治体に収めますが、ふるさと納税をすると住民票に記載以外の自治体に事前に税金を収めることができ、そのお礼として寄付先の自治体から返礼品が受け取れるというとってもお得な制度なのです。

②どのくらいお得なの?
例えば自治体Aに20,000円寄付した場合は
・約6,000円分(約30%程度)の返礼品が届きます
・翌年支払う住民税から18,000円が差し引かれる
(注※先に払っているので節税にはなっていません)

80,000円寄附した場合は80,000円-2,000円=78,000円が翌年の住民税から差し引かれます。

③いくらまで寄付していいの?
寄付金額に制限はありませんが、上限額を超えてしまうと超えた部分は手続きをしても戻ってこないので注意しましょう。ただの寄付になってしまいます。上限額は個人の所得によっても違いますので、手間でも必ずシュミレーションをしてから始めましょう。
医療費控除や住宅ローン控除などで他に控除をうけている場合も上限額は変動します。

④必要な手続きは?
・年間5自治体までならワンストップ申請が便利です
・5自治体を超えたら確定申告が必要です
・年末調整はせず確定申告される方は5自治体以内でも確定申告が必要です
(注※ワンストップ申請後に確定申告をするとワンストップ申請分は無効になります)

手続きしないと納税に全く反映されませんので忘れないようにしましょう。
自治体によっては手続きの進捗状況がアプリで確認が出来ます。

⑤お得に利用するには?
楽天ふるさと納税がおすすめです。
お買い物マラソンのイベント期間をうまく利用すると、ポイント還元率も高いので、手出しの2,000円が浮くどころかポイントも返礼品もプラスとなるのでめちゃめちゃお得になります。

~追伸~
今年いっぱいで定年退職を迎える方へ
来年の住民税は今年の所得で算出されます。
特に所得の高いサラリーマンの方などは退職直後に現役並みの住民税を支払う事になりますので今年はふるさと納税を利用されることをお勧めします。

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