ウェルネストホーム ~想定外だったこと1(勘違いしてた件)~

いざウェルネストホームとアドバイザリー契約してプラン作成を始めると、土地の制約やこちらの勘違いなどで、想定と違うことがいろいろと起きました。我が家の場合、どんなことが想定外だったかをこの記事で紹介したいと思います。

ウェルネストウィンドウが使えない!?

ウェルネストウィンドウはウェルネストホーム社(以下「WH社」)の3種の神器の1つだと思いますが、私の家では一切使いませんでした。その理由は、防火認定が取れてないためです。
私の家は準防火地域なので、隣地に近い窓はすべて防火サッシにするか、もしくは防火シャッターを付ける必要があります。
もともとウェルネストウィンドウの性能の高さと、丸ごと交換できるところに魅力を感じていただけに、ウェルネストウィンドウに防火シャッターを付けるか悩みましたが、以下の理由で防火サッシのほうを選びました。
・コスト上の理由: 防火サッシのほうが安く済む
・外観上の理由: 防火シャッターを付けると外観がダサくなる

という事で、採用した窓はエクセルシャノンTGです。
えっ?YKK APのAPW430じゃないの?と思いましたが、WH社はAPWでなくエクセルシャノンの防火サッシを用いるのが標準だそうです。

他に、YouTubeの福井モデルハウスで紹介されていたスウェーデン製のノルド社のアルミウッドもカッコよかったのですが、すごく高価ということでやめました。(防火窓は高価なので、エクセルシャノンTGですらも+150万円以上の追加コストが発生しました。そこからさらに高くする勇気はありませんでした)

エクセルシャノンTGの良いところは、サッシ色を4種類から選べるところです。(ウェルネストウィンドウは白しかありません)
悪い所は熱貫流率の低さです。トリプルサッシですが、熱貫流率は1.25 W/(m2・K)です。ウェルネストウィンドウの0.78 W/(m2・K)と比べるとかなり低いです。TGを使ってWH社の高い断熱性能基準(Heat 20 G3、断熱等級7レベル)を満たすためには、窓の面積を制限する必要があり、大開口は難しいくなります。
私の場合は大開口は無くても良いと思ったのでTGにしましたが、妻は大開口が欲しかった~と建築中の家を見ながら言っています。(妻の後悔ポイントになるかもしれません・・)
大開口が欲しい方は、ウェルネストウィンドウ+防火シャッターを選んでくださいね!

※WH社も2023年中にウェルネストウィンドウの防火認定を取得すべく頑張っているようです。早く取れると良いですね!

ヨーロピアンオークは無垢ではなく挽板?

これは勘違いしている人も多いと思いますが、えがく家の標準仕様であるヨーロピアンオークはいわゆる"無垢床"ではありません。(以下YouTube動画で"無垢床"として紹介されていたので、私は勘違いしてました)

詳しくは次の動画で説明されてますが、ヨーロピアンオークは無垢オークと無垢ポプラを合わせた板です。無垢板+無垢板なので無垢床と紹介されているようですが、合わせ板なので世間的には挽板と分類されるようです。私はヨーロピアンオークは良い床だと感じているので、挽板でもOKですし、無垢床より固定資産税が下がる分には良いかな〜と思ってます。


3Dモデルは作ってくれない?

最近の大手メーカーや先進的な工務店は、プラン作成の際に3Dモデルを作ってプレゼンしてくれます。(私の場合、5社中2社が3Dモデルを作成してくれました)
ウェルネストホームも日照シミュレーションを行っているので、3Dモデルもその際に作ってくれるものだと勝手に想像してましたが、プラン検討用の3Dモデル作成は対応してないとのこと。間取りの打ち合わせなどはすべて2次元(上から見た平面図)でした。パースも無し・・・
紙でもある程度想像できますが、素人だと限界ありますよね・・・
えがく家の場合、アドバイザリー契約終了時に白い模型というものを作ってもらえますが、プラン決定後にもらうのであくまで記念品的な感じです。
私はプラン検討時に具体的なイメージを持ちたかったので、結局自分で無料アプリを使って、3Dモデルを作成しました。
3Dモデルならじっくり検討できるので、後悔を少なくするためには必須だと思います。今後はWH社も3D作ってくれることを期待したいですね。

以上が私が勘違いしていた、もしくは事前の調べが甘かった部分です。契約後に「ま~それなら仕方ない」と感じたくらいで、後悔というわけではありません。ただ、早めに知っておくに越したことはないと思いますので、検討されている方の参考になれば幸いです。

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