できることから進めてみた、そんな1年
皆さん、おはよう、こんにちわ、こんばんは
アドベントカレンダーの21日を担当する鈴木展明です。
よろしくお願いします。
アドベントカレンダーって面白い取り組みだなと、始まって皆さんの記事を読みながら思ったのと、と、同時に「俺にこんなん書けるのかw」みたいな変な焦りが出てきてました。
ただ焦っていたって何も始まらないので、何事もチャレンジ、ということで、とにかく書いてみました。最後まで読んでもらえると嬉しいです。
目次
1.自己紹介
2.毎日続けていること
3.今年の挑戦
4.自分にとって居場所“焼津PORTERS”
1.自己紹介
さて、今回のテーマは
「2023年の私の挑戦」
ってことで、まずは自己紹介を。
生まれは、旧清水市(今の静岡市清水区)で、小学生の時に焼津に転校、そこから大学で東京に4年間いて、就職で焼津市にUターン
焼津市役所に入所!
最初の配属は、歴史民俗資料館…
皆さん、焼津市に歴史民俗資料館ってあるの知ってますか?
自分は、正直知らなかったんです(すいませんw)。
配属先は、直前の3月に電話で確認することになったんですが、人事課の担当の方に「え?もう一度言ってもらっていいですか?それって市役所なんでしたっけ?」くらいのことを聞いていました(失礼w)
恥ずかしがながら、焼津市のこと何も知らなかったな、と思いました。
でも、そこでの勤務はとても楽しかったですし、そこで学んだものは今でも活きているので、良い経験をしたなと思っています。
そこから、
都市計画課
政策企画課
地方銀行への出向
を挟んで、今の部署の
商工観光課に配属となりました。
ここでの業務は、ざっくり言うと商工業支援です。
市内外の企業同士をマッチングして、企業の経営課題解決をお手伝いしたり、主に企業同士や、市内高校・大学と企業をお繋ぎする仕事を行なっています。その場所が焼津PORTERSになることが結構多いですね。
なので、焼津PORTERSの出現率は結構高いですw
多分、週2−4くらいはいるんじゃないかと。
ここで、あまり知らない人がいるかもしれないので、焼津PORTERSのことを紹介してみます。施設紹介は、最終日の高谷艦長からもあると思いますが、簡単に触れておきます。
焼津PORTERSは、令和3年、2021年から整備が開始された施設です。
元々は、1960年に建築された漁具倉庫として、船主が、漁具を置いておく倉庫として利用されており、全部で54戸ありました。
土地・建物は、焼津漁協協同組合が所有しており、スマートホテルソリューションズが施設整備者兼運営事業者の役割を担っています。
焼津市は、というと、焼津漁協協同組合・スマートホテルソリューションズ・焼津市での3者の連携協定を締結し、焼津PORTERSを中心とした、このエリア一体のにぎわい・交流の推進での協力体制を築いています。
なので、自分が、焼津PORTERSに常駐に近いくらい入り浸っているのも、これに基づいて活動をしているわけで、決してサボりにきているワケではありません(って、誰も聞いてないかw)。
2.毎日続けていること
自己紹介に続いて、今回のテーマに触れる前にもう一つ。
皆さんは、毎日続けていることってありますか?
ストレッチや、ランニングなど、習慣化して続けているようなものですね。
自分は、「瞬間日記」というアプリ利用を、毎日続けています。
まぁ、日記です。でも、そんながっつりは書かず、備忘録とかつぶやきに近いことをぽちぽちと書いています。
始めたのが、2011年10月22日
今日が、2023年12月21日なので、日数とすると、トータル4444日!ゾロ目だw
日記総数は、6467!
1.45日記/日の計算になりますね。
今回、まっすんから「アドベントカレンダーをやってみませんか?今回のテーマは“2023年の私の挑戦”です。」と誘われた時に、ふと「これまで続けてきた日記を振り返ってみるのも面白いかもな。」と思いました。
ただ、振り返ると言っても、さてどうしたもんか、と。一つ一つ記事を読み返すのもめんどくさいし、整理できないしなぁ。
と、そこで以前、仕事でお世話になったことがある、あるツールを使うことを思い出しました。
それは、
KH Coder
というテキストマイニングができるツール
皆さん、こういう図見たことありません?
膨大なデータをこのツールに入れて、ある単語がどの単語と繋がりがあるのか、どういう関係性にあるのか、というのを見える化してくれます。
アンケートの集計結果を説明する際に使われることもありますよね。
上の説明は、ものすごーく雑な説明なので、色々な機能がありますし、自分も全然使いきれていませんので、その点はご容赦ください。
詳しく知りたい方は、リンク貼っときますので、こちらからご覧ください。
で、総数6467の日記をここにぶち込んだらどうなるのかなと、やってみました。
これは、機能の一つの共起ネットワークというものです。
友人ー呑む
とか、友人のことを書いてる時は、ほとんど呑みのことを書いてるんだな、と分かりますねw
ここから、自分がピックアップしたいものを挙げますね。
自分ーできるー思うーする
この単語の関連性に注目したいと思います。
自分は、元来、根暗なんですが、だからか、コンプレックスからか、ある時を境に、「(今の自分は嫌だから)何かできることはないかなー」って常に考えるようになっていました。
この、結果を見て、改めてアプリで「できる」で日記検索すると、「自分に何ができるだろうか」、「俺にできることをやっていこう」、という内容がありました。
別にカッコつけたいわけではないんですが、日々もがきながら、試行錯誤しながら、過ごしていたんだなというのが分かりました。
3.今年の挑戦
そんな中、私の2023年の挑戦は、一言で表すと「進」でした。
昨年は、これまでの人生の中でとても辛いことがあり、それでもその辛いことを、家族・友人・同僚・上司のサポートで、何とかうまくお付き合いすることができるようになりました。
さっき書きましたが、自分は立ち止まれる性分ではないので、「次を見据えて動かなきゃ、できることしなきゃ」と自分を奮い立たせ、兎に角、「進」むことに決めました。
具体的に、「進」めたいと考えていたことは、
①生活環境を落ち着けること
②焼津PORTERSの安定運営に向けた支援体制
①について、諸事情あって、今は、市内で2拠点生活をしています。小学生の子どもたちも、学区外に生活せざるを得ず、平日も放課後友達と遊べない日々が続いています。
この状況を1日でも早く変えたい、と思っていました。
そのためには、いるべき場所に戻るために、生活環境を落ち着ける必要がありました。
ここについては、細かくは書けませんが、素敵なご縁もあり、来年4月からは、いるべき拠点に戻ることができそうです。
②について、まっすんも書いてくれていますが、「焼津PORTERSはまだまだ荒削りな部分も多く、未完成で不完全な施設」だと、私も思います。また、同じく「それはまだ余白のあるキャンパスだということ。」とも思っています。
焼津市には、水産業という全国に誇る産業があり、そこで働く事業者の方は、本当に熱い想いを持っている方々ばかりです。
下の写真は、焼津PORTERSに入居している「やいづキャンプ飯」のお披露目会のときのもの
焼津PORTERSは、先に紹介したように焼津市の水産業の歴史と深い繋がりがあり、外観も昔の面影を残しながらリノベーションが行われました。
リノベーションは、3年かけ進められ、今年度末には、7割近くの整備が完了する見込みで、現状のコワーク、フードという機能から、コミュニティ、宿泊、物販という機能が追加される予定です。
今年5月のオープンから、テレビ、新聞、YouTubeなど様々なメディアでも取り上げられ、イベントも多く行われ、徐々に認知度も向上してきました。
自分の役割は、にぎわい・交流拠点として焼津PORTERSがワークしていくよう支援をしていくことです。
まだ余白のあるキャンパスに色を塗る作業、それに興味関心がある人・企業・学生を、兎に角つなぎ、呼び込み、巻き込む、それが、今の自分のできることかなと考えています。
先日、NHKで取材を受けた時にも同じようなことを話させていただきましたので、よければそちらもご覧ください。
「魚の町の土台と歴史がある」(NHK静岡シリーズ 「だもんで、焼津市。」)
4.自分にとって居場所“焼津PORTERS”
最後に、市職員ではなく、鈴木展明個人として、焼津PORTERSへの想いを書いて終わりたいと思います。
唐突ですが、私には大事にしている言葉が3つあります。
①「歴史は万能である。すべての事象に“史”をつければ、説明ができる。」
②「人生とは後悔する為に過ごすものである。」
③「これはお前が始めた物語だろ?」
皆さんも、好きな言葉、大切にしている言葉ってありますよね?そういうのに近いかなと思います。
一つずつ説明させてください。
①「歴史は万能である。すべての事象に“史”をつければ、説明ができる。」
これは、自分が大学4年の時に所属していたゼミの先生の言葉で、確かこんなことを言っていた気がする(曖昧w)。これの何が良いかって、自分は昔から歴史が好きでした。でも、なんで好きかはよくわからなかったんです。でも、この言葉で、言語化できたような気がしたんです。
今の時代があるのも、過去があるから、過去からの連続性、つながりが、今を形成している、その一つ一つの積み重ねがあるんだと、そして、それはあらゆる事象に当てはまることなんだと思いました。
いや、当たり前だろ!って話なんですが、自分としては、それが、ふっと、腹落ちした感じがしたんです。その連続性の中にそれぞれのストーリーがあって、つながっている、それが歴史なんだと、自分に置き換えて言えば、自分“史“なんかもそうですよね。子供から大人になるまでの連続性の中で、それぞれストーリーがあり、今の自分が形成されてきている、そんなことを、歴史は感じさせてくれる、だから、自分は好きなんだと思いましたし、そのつながり、というところを大事にしていきたいと思うようになりました。
②「人生とは後悔する為に過ごすものである。」
これは、知っている方も多いと思います。そう、タモリの名言の一つですね。
昔から、よく後悔することが多かったです。ああすれば良かった、なんでこうしなかったのかとか、つらつら思うことが多く、ほんと根暗野郎だなと思ったものですw
でも、この言葉に出会って、
「いやいや、生きているうちに後悔しないことなんてある?むしろ、後悔するでしょ、普通。全知全能の神じゃあるまいし。」と、
そして「後悔していいんだ、と、だったら、せめて、しない後悔より、した後悔をするようにしよう!した上で後悔するなら、まだ納得できる、だってすると決めたのは自分であり、その結果後悔するなら、まぁしゃーないよね。」と思うようになりました。もちろん、そう決めた今でも、する前には「後悔したらやだなー」とか思ったりしてますけどね(内緒ですw)
③「これはお前(俺たち)が始めた物語だろ?」
最後にこれ。まぁ、厨二病かよwとか思われそうですがwあ、某漫画の有名なセリフですね。
これはですね、ある人との“約束”でもあると思っています。
この後に書く焼津PORTERSへの想いとも重なるんですが、
正確には「これは、俺たちが始めた物語だろ?」の方が近いかもしれません。
自分たちで立ち上げた物語があったとして、それを立ち上げた責任として、その物語の行く末を見届けなくてはならない、と。まぁ、だいぶおこがましい話ではあると思いますが(苦笑)
ある人と話をした時に、このワードが出て、その瞬間、自分の中で“約束”になりました。某別の漫画的に言うと“呪い”みたいな感じですかね(わかります?w)
なので、これもとても大切にしている言葉です。
前置きが長くなりましたが、上の3つの言葉を抱えながら、自分は日々過ごしています。
「自分にとって、焼津PORTERSとは、多分、上の言葉を体現する場所」
なんだなと。
①過去から今、未来へとつなげていく場所
であり、
②後悔を抱えつつも、常にチャレンジしていく場所
であり、
③ある人との“約束”を果たす場所
である、と。
だから、自分は焼津PORTERSにこれからもきっと関わりつづけていきたいと思うんです。
最後に、このアドベントカレンダーに誘ってくれた、まっすん、ありがとうございます。
ここに書いたことは、今までしっかり言語化してこなかったことで、自分を知るのに、それこそ振り返るのにとても良い機会になりました。改めて、本当にありがとうございました。
リレーブログ、つなぐというのも個人的に非常に良いです。
読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?