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定年延長で、定年世代は働くことにうんざりしていると思っていました。

ところが、その考は、私の10年前の古い心理でした。私はさっさと辞めて悠悠自適していたものですから。

士業の懇親会で、定年世代の話を聴くと勇気あるゴールを目指していることに驚きました。

例えば、勤務士業の中高年女性から、副業で飲食業のスナックを始めようかなぁ~と相談されたのです。

また、男性は、人事部へ異動の希望を出した。理由は人事制度の資格を将来に向けて活かしたいとのこと。
共通しているのは、長く働く覚悟で、「勇気あるゴール」を設定したこと。

定年を前に、悲しい思いをして考えた挙げ句が、「もし失敗しても、経験として財産になる」を思いついたのです。

人生の節目に「失敗する勇気」に気づき、新たなゴールが見えたのです。

定年の悲しみが「失敗する勇気」に変わったことを話していると、賛成の言葉が割り込んで来ました。長く働けることに乾杯です。

私は、10年間の無職で、家族の食事当番をしており、今夜の一品は、甘辛いソースの「棒々鶏」にしました。

長く続けると腕も上がるものです。

無職であることが原因で、料理にメサイアコンプレックスが出ないよう、心を勉強で満しています。

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