細田ともやってどんなひと?①

私、細田ともやがどんなことを考えているのか、どんな人なのか少しでも知ってもらえるよう、数回に分けて投稿していきたいと思います!

政治を目指したきっかけは?

自分のような少数派と言われる人間が、身近にいることを 知ってもらいたいとの想いだけで出馬をしました

もともと政治に興味があったのか?

正直、興味はありませんでした。
どうせ一票じゃ変わらないと思っていた一人でした。

はじめて選挙に出たときはどんな感じでしたか?

選挙中も「誰も細田君のことは知らない」「注目すらされていない」「トランスジェンダーってなに?」と言われお手伝い頂いた支援者からも「細田君はきっと落ちる」と言われ続けていました。私はもともと話下手だと思っているし、臨床検査技師なので どちらかというと 裏方の仕事です。これまでの人生で人前で話すことなど、ほとんどありませんでした。選挙の最初は、自転車で町中を走ることが精一杯でしたが、だんだんとマイクで訴えをさせて頂きました。多くの方のアドバイスや励ましのおかげです。そして、日をまたぐのではないかという時刻に下から二番目の1134票のご信頼を頂き 当選をさせて頂きました。

はじめて市議会議員になって?

自分でもまさか…という出来事は「女性から男性へ戸籍を変更した世界初のトランスジェンダー議員」となった事です。市議会議員になってからすぐに NHKを始めテレビや新聞 大手の雑誌の取材を頂いたり知らない中で 各国のニュースやサイトに自分が掲載されている…。そして講演依頼やはじめての議員としての活動等
実は…私自身が全く休みもなく事の大きさと、同時にLGBTの当事者が本当に入間市に住んでいるの??誰の為にやっているの?と心が追いつかなくなってしまいました。それは数か月続いていたのですが、
ある時 市内のある学生が性的少数者のカミングアウトをしたときに
友人から「へーいいんじゃない?議員だっているんだからさ」と言われたと聞き、
私自身がその言葉に 励まされ救われました。
また聞きとはいえ私は、その言葉が これからの人生に大きなきっかけとなりました。

議員になってから 目指していること(自身の経験を政治に活かすべきと考え、とくに実現したい政策は何ですか?)

「ブームだったから運がよく受かった」
「当事者なのにパートナーシップ制度になんでとりくまないの?」
「LGBTしかやらないのでは?」といった声が多く寄せられたことも事実です。
ですが私は、畑を耕し、よい土壌としなければ、芽はでたとしても元気には育たないと思い、出馬当初から掲げたとおり、「多様性を認め合うまちづくり」「違いを認め合い 互いを尊重できる入間市へ」コツコツと自分なりに ご地域の声を市政へ届け啓発と人権課題に尽力して参りました。

生き辛さを感じながら生きてきた自分だから できることがある

私は正直者が報われる社会を作りたい 小さな声だからといって無きことにしたくない。声を挙げ続けなければ、何も変わらないし、無いものとされる。
日本は 人権問題が国内で持ち上がると、毎度「気にし過ぎ」
「他文化の感覚を日本に押し付けるな」「差別だと思うほうが差別なのでは」といった声が多く挙がってしまう傾向にあります。
ダイバーシティのある社会を選んだ日本では、こうした考え方は今後通用しなくなる。多様性はその国の強さとも言われています。しかし、今の日本は“多様性”という言葉は多く使用されていますが、実際はどうでしょうか?他国と比べると、まだまだ道半ばです。
人種・性別・年齢・外見・障害といった目に見えることだけでなく、出身地・宗教・価値観などの目に見えないことも含めてあらゆる違いを認め合い、
その“違いを力として活かしていく社会”。
私はこれからも この信念を曲げずに 尽力します。

なぜ無所属なの?

党や組織に所属している方が大多数ですし、
やはり多数決の日本 いただける情報はもちろんの事、出来ることも多いです。
しかし、組織に属しますと第一に「党や組織」自分自身がやりたいことや市民の方からのこの声を届けて欲しいと言われても上部のお伺いを立てなければいけません。
私は あくまでも市民(県民)の皆様と直接繋がり、声を届けたいという考えから、この立場を選びました。
庶民育ちの自分だからこそ 庶民派の議員もいてもいいと思うのです。
そして私がやりたいことの一つは「人権課題」です。
これまでもそうでしたが 「人権課題」は「対・人」ですからマニュアルがあってないようなものですし、時代によっても変わってきます。
小さな声でも 声をあげることが大切です。
植物で例えるならば すぐに種をまくのではなく 土壌作りをしないと 元気に育ちません。
私は“まちづくり” は “ひとづくり”からだと思います。
だからこそ「人権課題」をコツコツ続け、循環型まちづくりを目指します。

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