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#2 義足をデザインする事とは

おはようございます!

前回の投稿を読んで頂いた方々、ありがとうございます!
2020年に始まった自身の取り組みも様々なカタチで展開をしています!
スタート当初に比べると本当にちょっっとずつですが、活動を認知してもらい色んな場所でお話させてもらう機会も増えました!(嬉しい!)
まだまだこれからなので、本年も気合入れて頑張っていきます💪🔥

今回は私自身が思う”義足をデザインする事”について書きたいと思います。
21歳からずっと義肢装具(義足や装具・サポーターの総称)を作り続けて今年で丸々15年が経とうとしています(早いような遅いような)
義足や装具は主に医療現場で必要とされるものであるため、日進月歩医療の進歩とともにこの分野のテクノロジーも進化していきます。
主たる素材が変わったり、機能性向上のパーツ・ギミックが増えたりしています!
進化する事でユーザーの方々の機能の選択肢が増えていくのは良い事だと思います!作り手側もそのために日々勉強ですね。

その製作してきた日々の中、直面するのが「デザイン」のお話。
身体への適合を主とするモノづくりとしては、もう一歩踏み込んでいかなければいけないと思っています。ユーザーが必要とする空間や場所、日常生活の行動に調和するモノづくりの考え方が必要だなと思います。
例えばですが、義足だと実際に義足を装着している時間と、装着していない時間が存在しています。(当たり前ですがこれが製作する上で忘れられてる部分だったりします)
装着している時には感じない事も、外して見た時に改めて感じる事があると思います。どうゆう外観をしているかや、光の具合で実はこんな色に見えているのか等気づくと思います。
そういった日々の中のふとした瞬間に見た光景が自身にとっての印象を良くも悪くも変えてしまう事もあります。

その印象の変化が生まれる瞬間にこそ”義足をデザインする事”が必要になるポイントなのではないかと思います。
その瞬間に自身にとって大切なものとしての美しさや、新たな魅力が生まれていくものであって欲しいなという願いで日々製作しています。
これからもそうであるよう取り組みを進み続けます🍀



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