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ブログを書く理由

私がとりあえずブログを書く理由と致しましては、皆さんに私と言う人間を知ってもらう為です。
仕事を辞めた当初の計画は、出版社が募集している新人賞に小説を応募して、賞なんか取らなくていいから、執筆の手応え、自分の目標の完遂を目指して執筆作業に取り組もうと思っていました。
この一部分、現実的で明朗な一部分を灯火に道を進んで行ければどれほど良かったか。
闇夜に吹きすさぶ風のせいか、手持ちの蝋がありあわせの安物だったのか…。
私の執筆の進捗が悪くなるにつれ、燭台の灯火は弱々しくなり、視界は段々闇に包まれ、進行を断念せざるを得なくなりました。
私はか細く光る残り火を当てに、来た道、家路まで真っ先に戻りました。
以前の私だったら、そのまま火が消えても永遠に続く闇を了解し解釈し、内部に取り込み彷徨う道を選んだはずです。
私は家族のいる家に着いて、家族がいる居間の暖炉に先の軟弱な火をくべました。
父に小説家を目指す旨を告げたら、やんわりと否定されました。だけどそれで良いような気がしました。誰かに初めて胸の内を明かす事ができたんです。
それから私は今一度思案し、どうすれば良いか考えました。
最初の魂胆が間違っていたように思われます。私は用意周到に貯金をし、1日2枚原稿用紙を書くだけで執筆の登竜門を潜り抜けれる気がしてました(小説家の登竜門ではありません)。
上手くいこうが失敗しようが、小説を一作書き上げて自分の立ち位置を確保してから、世の中と向き合おうと思っていました。それまでは無為徒食に生きているのが恥ずかしくて、人の寝静まった夜に活動していました。
私は不様でいい。
何もできなかった無力感に沈むよりかは、現状の自分、何者でもない自分を皆さんに知ってもらい、自分の心も皆さんの心にも化学変化が起これば良いなと思ってブログを始めました。

note2日目。上手く書けたようで書けていない、この感じ。
まだまだ未熟な私ですがよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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