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日記#208 前例踏襲も悪くないが…【仕事】

2023.10.17
今週から私の職場に内部監査がやってきて、事前に準備するよう指示を受けていた資料やファイルの監査が始まった。

主に内部監査では
過年度の決算内容について資料と相違がないか
ルールに準じた契約行為、
一般的な事務処理が行われているか、など、
公務員としてルールに沿って事務処理がちゃんと行われているかを見られ総じてご意見をいただくもの。

基本的に公務員の仕事は、条例や規則といったルールがあり、誰がやっても同じようにやらなければならない性質がある。
けれど、人事異動による担当者の変更や、制度改正の認識違い、見落としによって、時間の経過と共に事務処理にズレが出てきてしまう事がある。
担当者によって差が出てしまうということももちろんある。

そこで今回のように監査部門が定期的に見直すわけだ。

そして今回、早速我々の事務処理の一部に改善を促す要請があった。
主な原因はザ・公務員的な前例踏襲によるもの。

「前例踏襲(ぜんれいとうしゅう)
これまでのやり方(前例)をそのとおりにやる(踏襲)という意味。

どこの仕事においてもあるあるかと思う。
定期的に人の異動があることによって、引継ぎも薄くなり伝えきれない細かな部分が発生。
それによって、
「前年(前回)と同じように処理すれば問題ない。」と処理するケース。
もちろん良い面もあれば、担当者の知識が不足している場合においてはルールに沿っていない事もあり、本来であれば改善をしなくてはならないことだってある。

幸い今回の改善要請は、内部処理の問題であって対外に迷惑をかけることではなかったが、こちらにも落ち度はあることは間違いない。

ただ、前例の通りやることは簡単だ。
それに、異動してきた人からすれば業務理解が満足にいない中、一番頼りになるのは前例の対応だろう。
それでも、初めてやった仕事と2回目以降やる仕事では見え方は違うはず。

同じように仕事をすることは良いことだが、所属する年数が長くなればなるほど、これまでとは違う目線で物事を見なければならないし、理解を深めていく必要があると感じた。

前例踏襲を変えるのは勇気がいること。
ただ、それが仇となって改善を必要とする事案が発生したことは事実。
今回の改善事項を素直に受け入れて見直したいと思うし、この職場で2年目となる私自身、昨年とは違う目線で取り組む姿勢が大事なんだろうと思わされた。

やはり人の意見というのはとても大切。
D言葉(でも、だって、どうせ…)を排除して真摯に受け止め、業務のブラッシュアップに努めていきたい。



今日も良い一日でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます🐜
来世も人間であれるよう日々徳を積んでいきたいと思います

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