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日記#175 上司が見てる部下の評価

2023.9.14
私は職場において課長の目の前の位置で仕事をしている。
課長は一人、お誕生日席で私の机の方を向いて座り
私の右側に課長がいるレイアウト。
今年で2年目を迎える位置関係。

この席の利点は
課長を含め管理職同士の話しに聞き耳を立て、面白い話しを聞けるところだ。
もちろん、その場で話せる内容、話せない内容があるので全て聞けるわけではないが
管理職同士の話しって、私にとってはとても興味深い。

仕事の進捗具合、トラブルの報告・相談、仕事の方針、人事関係の話し…
私たちの立場からすれば、近い将来関係してくるであろ仕事の話しが多く、「またよく分からない話しをしてる」なんて思うことは一つもない。

そんな中、4月から新人ちゃん3人を受け入れた係長が
半年間の業務を終える新人ちゃんたちの評価について課長に報告する機会があった。
(新人を迎えて、もう半年が経つことに驚くし時間の経過を年々早く感じる。)

係長「新人3人の評価の件、一次評価をしましたので
   ご確認お願いします。」

課長「分かりました。二次評価、確認しておきます。」


しばらくして…
課長「◯◯係長、先程の件ちょっと良いですか?」

係長「はい。」

課長「新人3人に対しては最初なので与えられた仕事を
   やってみて【できる】【できない】を評価させて
   もらいますが、それは最初(今)だけのこと。
   次第に例外(イレギュラー)な事案が発生した時に
   どう対応、どう行動することができるかが、
   今後、評価をするポイントになってくるので
   今のうちにたくさん経験をさせてあげてください。
   今しか失敗はできないし、笑ってもらえるのも
   今だけです。
   引き続き指導をお願いしますね。」

……。

課長ってそう言う風に人を見ているんだなー。と
人知れずリスペクト。
実務をする立場から
管理、評価する立場になると考え、視点は変わるし、
人のどこを見ているのか本当に勉強になる。

管理職って普段の日常においては感じさせない、大変なことが見えないところでたくさんある気がする。

管理職になれば俯瞰して広い視野で物事を見なくてはならないし、
その広い視野にいる部下を客観的にみて評価(多少なりの優劣)を付けなくてはならないのだから。

偉くなるって本当に大変だ。


ただ、人の差が出る部分って課長思う
「そこ」なのかもしれないし、
「そこ」でどう対応、どう行動できるかって
場数だし、
経験だし、
トライアンドエラーの数だし、
もはや日々の積み重ねしかない。

私も気付けば年齢的にも中堅。
ちゃんと「そこ」はできているのだろうか?
分からないが、日々を積み重ねて勉強し続けるしかない。


何気ない会話に聞き耳を立て、当たり前のように盗み聞き。その場ですぐさまメモを取った内容をこうして日記に残そうと思う。

いつか立場が変わって、人を動かす立場になるようなことがあれば、この課長の考えを
あたかも私の考えたかのように胸を張って言わせてもらおうと思う。



今日も良い一日でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます🐜
来世も人間であれるよう日々徳を積んでいきたいと思います

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