映画 ホーリーチキン を観た結果

アメリカのドキュメンタリー映画、スーパーサイズミーの続編、ホーリーチキンをつい先日見終わった。

結論から言うと「あぁ、ついに目の当たりにしてしまった。」と言う感じ。
消費者が、正面から見ようとしないにしても薄々気がついている食品の歪み。
特に肉類。

あれからなんとなくケンタッキーフライドチキンのCMを見るとあの鷄の様子が先によぎる。

業者さんは自分達の仕事をしている。
それが生計を立てる方法だ。

私がどうにも おえっ と一瞬思うのは、

・食べられるでも無く捨てられている分があること
・体を維持するのに不必要な分も欲する様になった人々の生活水準
・最後に 自分で殺めるのはできないけど人がしてくれていればそれはなかった事同然

というところまで自分を含めて多くの人々の暮らしが歪んできてしまっているということ。もちろんそんなことを大きな声で言い始めたらお金が入ってこなくて困るから伝えられるはずもない。

意識の高いビーガン食にシフトはできないし多分映画の記憶が薄れてきたころにはまた元通り食べてしまうのかも、とも思う。

ただ、もう少し立ち止まって家の中や口の中に入ってくるものの道のりを想像して選択していきたいと改めて思わされる映画だった。

フリーレンジ卵のくだりはかなりツボ。
あれをブラックユーモアというのか。


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