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幸福について、脳内物質で考える


◉はじめに


家事代行の仕事をしていると、
色んな人に出会う

・モノが捨てられなくて、
 モノだらけだけど幸せそうなご家族
・ものが少な過ぎて、
 子供がめっちゃおとなしなってるご家族

・団地に住んでで、モノを大切にし、
 家族の仲も素敵なご家族
・高級マンションで、
 モノ屋敷の中スピ落ちする奥様
・タワマンで生気を失っていた若ホスト

・夫婦共働きで疲弊している奥様
・FIRE生活でうつになっている奥様

それぞれ色んな環境・状況があるが、
一般的にみて幸せそうな属性の人でも
必ず幸せではなかった

私もそうだった。
前職、不動産の営業をしていたので、
それなりにお金も頂いていたが、
体と人間関係はいつもボロボロだった

そういう経験があったから、
どうすれば幸せになるのかということに
興味もあったし、
今の家事代行という
バランスを取る仕事にも興味を持った

そして、私の中で
それに一番近い答えを与えてくれた本が
「精神科医が見つけた 3つの幸福
最新科学から最高の人生をつくる方法」

である


今回は本書を参考にしながら、
幸せについて考えたい



◉世界幸福度ランキング

「世界の幸福度ランキング」
というものをご存知だろうか?

世界153カ国が参加し、
1位フィンランド
2位デンマーク
3位スイス
18位アメリカ
61位韓国
63位日本

日本は63位/153カ国で、
主要先進国では最低

日本ってそんなに低いねんや。。。

それが正直な感想
経済的にはGDP世界で4位の国で、
洗練された国な印象だが、
結果はこれ

日本人は真面目で、
勤勉で「仕事を頑張っている人」
がほとんどですが、
幸せから遠ざかっている状態

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◉幸せは劣化する

よく収入が増えて幸福を感じるのは、
800万円までだという話を耳にする

お金の幸せとはドーパミン的な幸せ

ドーパミン的な幸せは
同じ刺激を得ても、どんどん価値が薄れてしまう

ネットサーフィンしてて
どんどん疲れてくるやつ
つまり幸せの感覚は徐々に鈍化していく

だからより強い刺激を求めて、
もっともっとと、ドーパミンがほしくなる
ドーパミン中毒の完成だ

◉仕事の代価:健康・人間関係の崩壊

仕事のやりすぎで
起こる定番のバッドエンド

①うつ、メンタル疾患、生活習慣病
②離婚、家族の崩壊、孤立と孤独

このケースは前職でも、
腐るほど見てきて、未来がイヤになる

子供がしんどそうな大人を見て、
大人になりたくないという
感覚とどこか似ている

でわどうすればいいのだ
ちょうど間ぐらいの
仕事をしとけばいいのか?
とにかくバランス
って言葉は大事そうやな。。。

じゃあ仕事は仕事と割り切って、
趣味を充実させればいいのか?
などなど
当時色々と悩んだ

その問いの答えが
どうやら脳内物質にあるらしい


◉3大幸福物質

先ほどあげたドーパミンも含めて、
主に3つの幸福物質がある

・セロトニン
・オキシトシン
・ドーパミン

これを感覚値に直すと、

・セロトニン
(さわやか、気分が良い、リラックスできる)
・オキシトシン
(安心する、やすらぐ、たのしい)
・ドーパミン
(うれしい、やったー)

これをさらに属性に直すと、

・セロトニン(健康)
・オキシトシン(人間関係)
・ドーパミン(仕事・お金)

これをたくさん感じることがあれば、
幸福感を感じるというのが結論

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ふむふむ

(じゃあたまにサウナにいって、
休みの日は家族サービスして、
土日しっかり
休んで仕事頑張ったらいいねんな。。。)

大きくはズレていないが、
多分それと近いことは
以前から試していると思う

でわどうすれば、
各幸福物質がでるかという
仕組みの部分は今回割愛するが、

大事なことは
・順番
・減る幸せ、減らない幸せ

があることだけ伝えたい

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・順番

結論からいうと
セロトニン(健康)→オキシトシン(人間関係)→ドーパミン(仕事・お金)
の順番で満たしていくことが大切

もっというと
セロトニンとオキシトシン
の土台ができるまでは、
ドーパミンを過剰に摂取しない方がいい

これは家事代行で例えると
・ひきこもり(セロ不足、オキ不足)
・リモートワーク(セロ不足、オキ不足)
・年配の車椅子生活で、
 普段はお留守番(セロ不足、オキ不足)
というクライアントが
そのケースにあたることが多い

そして、不足を補うために
・バカ喰い(ドパ)、
・買い物中毒(ドパ)、
・嗜好品(ドパ)
という行動に出るという印象がある
只、ドーパミン的な
幸福は徐々に低減していく

結果、ドーパミン中毒から
逆に不幸を感じるようになる

ドーパミン的な幸福の問題は、
幸せが低減していく特性である

※余談だが家事代行は、
本質的なことを追求すると
オキシトシン補充サービスだと思っている

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・減る幸せ、減らない幸せ

だからこそ、
減らない幸福である
・セロトニン
・オキシトシン
の土台に整えていくことが大切であり、
優先度が高いのだ

朝日を浴びて
「気持ちよいなー、さわやか」(セロトニン)
というのは何回やっても幸福だ
朝日中毒という言葉も聞いたことはない

セロトニン的な幸せ、
オキシトシン的な幸せを整えるいうことは、
今この瞬間に幸せがあるということ

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ドーパミンの幸せは
行動の結果によって得られる幸せ
ドーパミンを完全に否定するつもりもないし、
素晴らしいもの

しかし幸せとは今、
この一瞬の状態であり、プロセスである。
ゴールでも結果でもない。
今幸せであるという気づきこそが幸せ

◉結論

私が今回の記事で伝えたいことは、
セロトニン不足、オキシトシン不足のときに、
ドーパミンに走りすぎるな
ということです。

極論で言えば、
セロトニンとオキシトシンがあれば、
それだけでいい
発展途上国の方が
幸福度が高いのはこの理屈だろう

私の人生のテーマが
「こころと体を軽くする」なので、
また今回の記事で載せれなかった
内容も今後記載していきます

なのでこの記事が
幸福についてのヒントになれば幸いです
でわまたまた



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