#11 誰でも読めるMTG英語 if節ルールの文節
combat
今回はこちら
ちょっと文章が長めのオーラ
でも、整理してみると意外とシンプルです
オーラについては以前やりましたので割愛
二段目の能力から訳しましょう
「Enchanted creature gets +1/+1」で
「エンチャントされたクリーチャーは+1/+1修整を受ける」
「and」の後は動詞「has」なので、主語は「Enchanted creature」のままですね
この""は日本語の「」なので、""の中に書かれた能力を「Enchanted creature」が得るのでしょう
「Whenever」は#2でやった誘発能力を示す単語なので
取り合えず区切られた文の前半
「this creature」は「このクリーチャー」
少しとばして「to a player」は「プレイヤーに」
残りの「deals combat damage」
「deal」は「ダメージ」に関する時に使われる「与える」なので
残るは「combat」だけ
まぁコンバットトリックとか言うので、意味は想像できますね
そうです「戦闘」です
他の何とかダメージなんて、余剰ダメージしか思いつかないので
「to a player」の事も考えると、戦闘ダメージ一択ですね
文の後半の「you may draw a card」は
「may」が「~してもよい」だと解れば大丈夫ですね
if節ルール
最後の能力がこれ
「at」も「if」も#10と#7で見た表現なので訳すのは出来そうです
しかし、カードを読む上で大事なのは
『正しい文章になるか』よりも『正しいルールが解るか』です
「if you didn't attack with a creature this turn」の条件を見るのは
「At the beginning of your end step」に誘発する時なのか
実際に「sacrifice Curious Obsession」を解決する時か
それによりルールの解釈が大きく変わりますからね
答えから言ってしまえば
「at」や「whenever」などの誘発条件の直後に「if」がある場合は
誘発時と解決時の両方で、その条件をチェックします
(今回は「At the beginning of your end step,」の直後に「if」があるので当てはまる)
これに関してはMTGのルールなので覚えるしかないですね
寧ろ覚えてしまえば、翻訳を挟んだ日本語のカードより確実にテキストを理解できます
sacrifice
それでは実際に訳します
まずは誘発の条件
「beginning」が「始まり」で「your」とあるので
「あなたの終了ステップの開始時」
次に条件分岐
「this turn」で「このターン」
「you didn't attack」で「あなたが攻撃しなかった」
「with a creature」は「クリーチャーで」が適切ですかね
ここで重要なのは「a」なので、特定のクリーチャーを指していない点
「Enchanted creature」じゃなくても、他のクリーチャーが攻撃していれば「you didn't attack」は満たされないという事です
ここでやっと実際に起こる効果
「Curious Obsession」はこのエンチャントの事なので
「これを sacrifice する」
「sacrifice(サクリファイス)」も聞き覚えありますね
「サクる」なんて言われる「生け贄に捧げる」です
動詞として使われてる事さえ理解できてれば問題ないですね
おまけのhomework
今回はこちら
ヒントとしては
「Basri」はプレインズウォーカータイプの「バスリ」
長く複雑に見えても、解ってみればシンプルな1つの能力
それでは、また次回
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