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#7 誰でも読めるMTG英語 as ならETBじゃない

as の enters the battlefield

今回のカードはこちら

《光影の交錯》

おっと、見たことある表現から始まってますね

As Shineshadow Snarl enters the battlefield

接続詞が「when」じゃなくて「as」ですが、これは#1でやったETB能力と同じもの

じゃあ、これもETB能力……じゃないんです

この「as」も「~とき」と訳せますが、「as」の場合は同時に起こること
つまり、カードテキストで言えば「~に際し

誘発型能力と違って、スタックに乗らないんですね
ルール上の解釈として大事なので、ぜひ覚えていって下さい


plains と swamp

では、その出るに際しする事は

you may reveal a Plains or Swamp card from your hand

「may」は「してもよい」
「reveal」は#6でやりました

「from your hand」も合わせて「あなたの手札から公開してもよい」

「何を」公開するかと言えば「a Plains or Swamp card」
「a」なので「1枚」の「Plains or Swamp card」
「Plains or Swamp」はカードタイプではなさそうです
恐らくはサブタイプでしょう

サブタイプとなると、割と英単語の知識問題なんですよね

答えから言ってしまうと
plains」が「平地
swamp」が「
これは「basic land type」つまり「基本土地タイプ」ですね

他の基本土地タイプに比べても、なかなか聞く機会が少ない英単語ですね
「plain(プレーン)」はヨーグルトなどで聞きますが、すぐに「平地」と結びつく人は少ないでしょう

ですが基本土地タイプを参照するカードは、それに対応する色を持ってる事が多いので
この英単語を見て、基本土地タイプである事さえ思い出せれば大丈夫でしょう


if

次の文章がこちら

If you don't, Shineshadow Snarl enters the battlefield tapped

とりあえず文の後半は簡単ですね
「enters」が動詞なので、「tapped」は過去分詞で「タップされた」
なので「このカードはタップされた状態で戦場に出る」

さて残るは「If you don't」
接続詞「if」は「もしも」と、すぐにイメージできますね
つまりは条件分岐、カード的には「~なら

「you don't」と続いてるので「そうしないなら」
じゃあ何を「do」しないのかと言えば、前の文の
「reveal a Plains or Swamp card from your hand」
この動作は「may」でしたからね。する場合も、しない場合もありますよね


おまけの homework

今回はこちら

《高山の月》

珍しい能力のカードですが、意外と今まで見てきた表現が多いです
復習がてら、今までの記事を読み返してみるのも良いかもしれません
#2や#3辺りが役に立ちそうです

ヒントとしては
「chosen」は「choose」の過去分詞
「abilities」の意味は「能力」
下の文の動詞は「lose」と「gain」です

それでは、また次回

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