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【群馬県外・旅】青春18切符利用江ノ島・鎌倉一人旅

2023年4月4日、江ノ島・鎌倉方面に電車使用で一人旅に行ってきました。その様子を記していきます。

青春18切符入手

新型コロナウイルスが正に猛威を振るったここ2年余り、私も行動に制限があったり自分自身が感染したりと不自由な毎日を過ごしていた。

自分自身がマスクだの何だのが嫌で割とコロナ禍において外出してはいたが常に不安は付き纏っていた。

自分の仕事は自分一人でほぼ完結仕事で感染して休んでしまったらどうにもならなくなってしまうので感染しないかな…なんて考えながら行動するのも嫌だった。
(とはいえしょっちゅう遊びに行っていたが)

そして2023年4月、いよいよコロナ騒ぎの終息が見えたこのタイミングで是非海が見たかったので湘南に行く一人旅を考えた。

群馬方面から都心や神奈川にJR使用で行くにあたり休日おでかけパスという大変お得なきっぷが存在する。

僅か2,720円で神保原駅から小田原駅まで在来線1日乗り放題とかなり得なきっぷ。
ところがこういうものは例外なく土日限定、平日休みの私には使えない。

そこでこんなものを発見。

2,600円でした 確か

懐かしの"青春18切符"!
ある日何気なく金券ショップに行き存在を知った。説明不要、全国のJR普通車が乗り放題になるコスパ最強の切符である。

学生時代毎年4泊京都旅行に行く時購入していた切符、一日残しで売ってるとは思わなかった。
これなら平日休みの自分でも気の済むまで電車旅ができると速攻購入。旅に出かけた。

江ノ島・鎌倉への旅

出発

日の出と同時に出発!


当日朝5時半に家を出た。
四月とはいえこの日の朝は寒かった。
20分ほどで最寄りの新町駅に到着。

新町駅

わが故郷玉村町には駅がない。人口3万5千オーバーの町に駅がないって全国的に珍しいのではないだろうか。
駅まで徒歩1時間超、ここでも車は必須。
この点群馬って超車依存社会だなあ。

朝早いので改札は無人。
18切符は改札で駅員の確認が必要。どうしようかと焦ってたら乗車証明書発券機があり発券。こんなの初めて使った。改札入場!

湘南新宿ライン小田原行き・グリーン車に乗車。
グリーン車は普通列車の4・5両目に連結されておりリクライニング付きシート、車内販売あり、いわば速くない特急車である。

発車。グリーン車の二階車両に乗車。

朝6時から早速飲みました。車窓を流れる景色を眺めながらのビール、最高!

この時間帯は東京方面の通勤通学者がごまんと乗り込む本車両、大宮駅前後からさながら満員電車の様相だろう。

そんな状況を尻目に間近で優雅に平日から酒を飲める席、何とも不思議な感覚だった。

湘南新宿ラインは赤羽駅通過後キュイーンと曲がって山手線と並行して池袋新宿方面へ向かう。
ここで車内販売で缶チューハイを追加。

グリーン車二階席から都会を眺めながら、働く民を眺めながら飲む酒、いやあ優雅だ。
まるで天上人になった気分。

藤沢駅到着、江ノ島電鉄乗車

朝酒と電車の揺れでいい感じに酔ってきた中藤沢駅到着。

藤沢駅 想像以上の都会でした

ここで江ノ島電鉄、通称江ノ電に乗り換え。

フリーパス「のりおりくん」購入
始発ホームならではの入線 かっこいい!

今日は江ノ電途中下車の旅を楽しもうと決めてたのでお得なフリーパス購入。これでいちいち切符を買う手間も省ける。

江ノ電乗車。意外と混んでいた。
観光客と藤沢市民が半々ぐらいのイメージ。
江ノ電は想像よりもゆっくりと小刻みにカーブしながら江ノ島に向かった。

江ノ島観光・海と富士山

江ノ島到着!

出迎えてくれたのは最高の海と最高の富士山。どちらも群馬県民にとって激レアな景色。

まともな?海の風景を眺めるなんて何年ぶりだろうか。潮風も心地よい。
外国人観光客も多く、皆マスクしていない。自分もやってられるか!って感じでノーマスクで江ノ島に向かった。

おそらく20数年ぶりくらいの江ノ島。
エスカレーター使わず江ノ島の果てまで向かおうと観光開始。

江島神社
シーキャンドル

江島神社、ウィンザー広場を観光してシーキャンドル到着。これが結構な上りで少し疲れたので休憩した。

その後御岩屋通りを抜けて稚児ヶ淵まで、これで江ノ島縦断。
ここでも最高の海と富士山が。
釣り人合わせてしばらく眺めていた。

午前11時、御岩屋通りの飲食店街に戻り江ノ島亭で早めの昼食。

生と釜揚げシラスが半々のハーフ釜揚げシラス丼注文。海を見ながら飲むプレミアムモルツは最高でした。

腹も満たされ天気も最高、ほろ酔い気分で仲見世通りを散策、再度江ノ電乗車した。

片瀬海岸

凄いとこ通るな、と感心しきり

江ノ電は市電のように路上や住宅街を抜けながら進む。
程なく片瀬海岸駅到着、下車。

片瀬海岸

片瀬海岸で30分ほど休憩。
ただ海と空とサーファーたちを眺めていた。

海の青と空の青、これだけ青い景色は野原と山の群馬ではまず見れない。

風土が人格を醸成する。
目の前に海が広がる地域で生活し、心を癒すこの場所で育った人は心持ちが違うのだろうな、やっぱり。

すっかり海に癒されてから駅に戻りまた江ノ電に乗車した。

長谷・大仏鑑賞

これからはもう一つのメイン、寺社鑑賞。
長谷駅で下車、徒歩で目的地に向かった。

長谷寺鑑賞。
ご本尊の十一面観音像は写真が撮れなかったがなかなかの迫力があった。
外国人さんでいっぱいの境内もくまなく鑑賞。
その後高徳院へ行き鎌倉大仏鑑賞。

かっこいい大仏近影、それにデカい!さすが大仏。

大仏の体内にも入った。
たくさん仏像が見れたので満足し、再度江ノ電に乗って終点鎌倉へ向かった。

鎌倉観光

鎌倉到着。これで江ノ電とはお別れ。

お世話になりました

駅を出でから小町通りを進んで鶴岡八幡宮へ向かった。

小町通り 大変な賑わい

この混雑ぶり。完全にコロナなんかどこかへ行ってしまっている。
左右所狭しと並んだお店で食べ歩き用の?食べ物が売っていた。
カレーパンと団子を購入、食べながら鶴岡八幡宮へ歩いた。

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮到着。
さほど歴史には詳しくないがこの辺りで源実朝が殺されたのか、などと鎌倉1,000年の歴史の重みを感じた。

建長寺へ歩いて向かう

この時点で午後3時。本当は北鎌倉にかけて数ヶ所訪問計画を立てていたが時間的に厳しそう。まぁ、歩くかということで鶴岡八幡宮から次の目的地の建長寺へと向かった。

ところがこれがバカだった!Googlemapで見た限り余裕で歩けそうだった。
ところがこれがひたすら登り道。
スマホでは高低差までわからないのであった。
しかも車がガンガン通る歩道のない道、トンネルもあるし兎に角歩きにくい。
建長寺に着いた頃はもうボロボロ。時間も押している。急いで鑑賞。

建長寺山門
木造地蔵菩薩坐像

境内を拝観。国の重要文化財指定の建造物が多数あり鎌倉時代の趣たっぷり。

国宝指定の梵鐘

美しい日本庭園が望める境内に上がり鑑賞。
座禅する場所で参禅するフリでしばらく休憩した。
だいぶ疲れも取れたので建長寺を後にした。
まさに飾り気のない鎌倉時代の建物という感じで素晴らしい寺だった。

他も回ろうと思ったけど既に5時前でどこも閉まっていたので北鎌倉駅から再びJR乗車し横浜へ向かった。

横浜中華街・横浜スタジアム

関内駅到着。
帰り迄少し時間があったので中華街散策。

ここも観光客がぎっしり
夕暮れの中華街・正にリアル香港

豚まんや北京ダックなど食べながら歩き横浜スタジアム到着。

横浜スタジアム 牧選手と佐野選手が

私は生粋の横浜ベイスターズファンでこの日はホーム開幕戦。
確認してみるとウイング立ち見席なら取れるので観戦しようかかなり悩んだが試合終了時の残存体力のことを考えるとムリだろうと思い断念。
(注:結果De 0-9巨人 見なくてよかった…)
雰囲気だけ味わって退散し駅に戻り後はまっすぐ群馬に帰った。

旅を終えて・感想

盛りだくさんの一人旅になった。
青春18切符を使い倒した!という感じ
ただし鎌倉の寺巡りは車やバスじゃないと厳しいなと痛感した。

まだまだ未見の寺社もたくさんあるのでまたいつかゆっくりと、できれば泊まりで鎌倉に行ってみたいと思った。

海を思う存分みるという目的は100%達成、いい旅になりました。

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