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【東京・アート旅】国立新美術館〜東京散策そして忘年会 1日目

年末に東京一人旅企画

2023年も残りわずか、今年もいろいろあったな〜などと考えながら最後に年の瀬の東京に行ってみようと考えた。

当初は鈴本演芸場夜席、年の瀬に聴く芝浜という番組の柳家さん喬師匠の芝浜をしっとりと聴いてアメ横の居酒屋で熱燗でも飲むか、と計画してそれを東京在住の親友になんとなくLINEしたらだったら一緒に飲まない?という話に急展開、何人か集め上野で忘年会をしようという運びとなった。

落語聴いて一人寂しく酒を飲む、なんて世捨て人のような夜より100倍楽しいに違いないと即決で忘年会参加。それに合わせて12月18〜19と泊まりで東京散策でもするかと計画した。

今回の宿はコチラ!

グランカスタマ上野店!

久々のカプセルホテル泊です。
大浴場と大好物のサウナがあり漫画がありしかもカレー食べ放題で3.980円!!
このコスパの前では飲んで高崎線で帰って代行で帰宅なんてムリである。

カプセルホテルを予約、12月の多忙とインフルエンザの猛威を振り切り当日を迎えた。

二日間の予定をGoogleマップで作成

自宅を出発

12月18日、朝5時起床。
子供の頃から旅の朝は早く目が覚めてしまう。若干不眠気味が心配だがまあ電車だし大丈夫だろう。
先日購入したバックパックに一泊の宿泊準備や友人に渡すお土産等詰め込んで6時出発。

セブンイレブンでコーヒー購入

自宅近くのセブンイレブンに寄りSuicaとPayPayにチャージしホットコーヒーを購入しで準備完了、熊谷駅に向かい出発!

上武道路 新上武大橋

冬至近くの当日の日の出は遅く、埼玉に入る頃ようやく空が白みがかってくる。
徐々に明るくなる景色を眺めつつ好きな音楽を聴きながらのドライブ、最高!
あえて熊谷駅から東京に行く理由はここにある。(決して電車賃をケチっている訳ではないらしい)

およそ1時間のドライブを楽しみつつ熊谷駅到着。
駅南口周辺は様々な駐車場がある。
ただあまり安いところだと狭く当て逃げが心配なので割としっかり目の駐車場を確保。

いつも駐車した場所を忘れるので到着して即現在地をGoogleマップに保存。

結構寒い。手袋がなく素手は少し寒い感じ。
急ぎ熊谷駅に向かい改札を抜け上野終点の高崎線に乗車、東京へ向かった。

上野到着

上野駅到着。
四季島専用ホームの13.5番線前のベックスコーヒーで休憩。

到着するはずもない四季島を想像したり、また大量の通勤者が足早に移動する姿を眺めながらゆっくりとモーニングセットを食べた。

その後改札を出て荷物を預けるためにカプセルホテルへ。


チェックインと荷物を預けて今日第一の目的地、国立新美術館に向かった。

午前  国立新美術館〜表参道

国立新美術館到着。


森美術館と同様月曜開館というありがたい美術館。
エントランスで渡辺篤さんの展示があった。

"私はフリーハグが嫌い"

引きこもりに関わる展示。
引きこもりの人の精神的問題に踏み込んだ内容で、なるほどそういう心境なのかと少し考えさせられた。

学校休みがちな子供にド正論語って送り出してた自分、ちょっと間違っていたのかな?

その後メインの企画展
"大巻伸嗣 真空のゆらぎ"鑑賞。

何故かこれほどの展示が無料!

まず入ってすぐの巨大なインスタレーションに圧倒された。中の光源が上下に動くたびに壁全体に投影された作品の影が揺らぐ。

作品に施された彫刻も和を基本としながら特徴的なモチーフもあり、見ていて飽きなかった。

アーティストの方のスケッチって
とても魅力的

さらに絵画や舞台芸術のスケッチなどが展示。

そして仄かに明るい空間で奥から送風された風の力で舞う布の作品。
まるで月夜の波のようにも見えてしばらく鑑賞してました。

これほどの企画展が無料。
何故?と思ったが新美術館の企画らしい。
いやぁ、最初から素晴らしいものを見たな。

天気が良いので青山霊園を通過し表参道まで歩こうと思ったが出口を間違えまた乃木坂駅に来てしまった。地下鉄に乗り移動。

次の目的地、プラダ青山到着。

アートがなければ絶対に一人で入らない場所。意を決して入場。床がフワフワの絨毯でびっくりした。
田名網敬一さんの個展鑑賞。

絵画作品も映像作品も物凄く情報量が多く、とても80歳を過ぎた方の作品とは思えない。これもいいもの見ました。

その後表参道を歩きGYRE Galleryでアニッシユ・カプーアさんの個展鑑賞。

国家に情報統制された社会における内包された怒りの露出、そんなテーマだったが確かに地中から感情がじわじわ出てくるような、迫力ある展示だった。

これで午前の部終了。お腹が空いたので…

雅屋 原宿店で唐揚げとビール注入!
平日休みの特権、人様が働いてるのを横目に酒飲み最高!

午後 秋葉原〜カプセルホテルへ

ほろ酔い気分で若者や外国人観光客で溢れかえっている原宿・竹下通りを抜け原宿駅到着。
時間的に少し余裕があったので秋葉原に向かった。

秋葉原到着。ここだけは昔と変わらない。
街全体がサブカルチャーのパワーで充満している大好きな街。
メイドが客引きをしている裏通りはマニアックな店が集まっていて私は好きだ。
中古パソコンやレトロパソコンを見つつ末広町駅まで歩き地下鉄に乗って上野に戻った。

午後3時過ぎ、今日の宿のグランカスタマ上野に帰宅。
4階上段のカプセルが今日の寝床。
ロッカーに荷物を入れ支給された部屋着に着替えてカプセルへ。

宿泊したカプセル内部

確かにホテルの部屋に比べて狭いがテント泊に比べれば遥かに上々。

その後大浴場へ行きたっぷり2時間サウナに入った。
アメニティも共同スペースに歯ブラシドライヤー剃刀綿棒等々全て揃っておりどうやら手ぶらでも大丈夫そう。

すっかりととのった後休憩スペースでマンガ見ながら時間潰した。

グランカスタマ上野のさらに凄い点はいつでもカレー食べ放題なのと17時〜22時ウドンと炊き込みご飯が食べ放題!

これで3,980円ですよ?
計り知れないコスパ感。
日常に疲れてフラッと気分転換するのにもいいな、ここは。

流石にウドン食うと忘年会で飲み食いしにくくなるので我慢してゴルゴ13を2冊ほど読んだところで定刻になり支度をして出かけた。

同期忘年会

今日の宴の場所は…
音音 上野バンブーガーデン店


上野駅と電車が間近に見れるロケーションで大学のサークル同期3人で集まり忘年会開始。
高崎駅で買っといたガトーフェスタハラダのラスク、旅がらす、七福神あられ、以上群馬定番手土産お菓子ぐんまちゃんバージョンを配った。

集まった時は若干のよそよそしさがあるがものの5分ほどで氷解して後は昔ながらの口調で近況報告や趣味や車のこととか夫婦間の問題ごととか話してるうちにあっという間に時間が過ぎお別れとなった。

おおよそ3時間、2次会は無し。

昔の付き合いは年に一度くらい、サクッと会ってサクッと分かれるのがいいような気がする。

深く話すと年収とか社会での役割とか親友と比較してしまう気がするからだ。

でもみんな貫禄がついてるな〜。
俺ブラブラしてていいんだろうか…
でも与えられた立ち位置で家族の為頑張っているし…これってリア充?

別れてから色々な感情が溢れてきて客引きの声に任せて串カツ屋に飛び込んだ。

大衆酒場かのやで1人2次会。
そのうちさっきはお疲れ様とサークル同期グループLINEが賑やかになってきた。
それを眺めながら、自分も返信しつつ飲んだ。

自分のくだらん大学生活で得た宝物の様な仲間、大切にしながら自分は自分で楽しもう、LINEを眺めながら一人ビールを飲み店を後にして今日の寝床、カプセルホテルに戻った。

上野での同期忘年会、素晴らしい時間でした。

翌日へ

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