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たぶん自己肯定感の話

 自己肯定感。わたしはこれを手に入れたかった。


 めちゃくちゃ色んな本やYouTubeを見た。どうにか自己肯定感を手に入れたかったから。楽しそうに生きてる人が羨ましかった。自己肯定感を手に入れればわたしも楽しい側の人間になれるって思ってた。(浅はかすぎる)

 色々調べていくうちに、自己肯定感って何かができる自分だから良いではなくて、何もできない自分でも良いと思えることだ。と学んだ。



 実家から離れて暮らしているので、全部自分でしなきゃいけない。どんだけ疲れても洗濯するし、洗濯すれば干さなきゃいけない。お風呂入るのも、髪を乾かすのもめんどくさすぎたけど毎日やってた。
 本当に自分えらい。疲れててもちゃんと洗濯して、お風呂入って。まじで偉い。って思ってた。



 けど、これだとやっぱり "ちゃんとやる自分が偉い" ってなってる。じゃあちゃんと出来なかったら、自分全然出来てないわって責めてるかもしれない。



 今まで見たり聞いたりした、ありとあらゆる自己肯定感の話にめちゃくちゃ影響されまくって、最近自己肯定感が少し理解できている気がする。


 ちょっと壮大な話って思うかもですけど、自分の命は自分を肯定してくれているって最近思い始めて。 



 ミスしたからといって、自分を責めたからといって、命は「あなたあれもこれもミスしたから命止めます。」なんてことは絶対ない。



 私がどんな状態であっても嫌わず、私の命はただ心臓を動かし続けて、怪我をして血が出れば時間が経つと瘡蓋になってる。それに気づくと、命が全て受け止めてくれているって感覚になって。自分を否定しようがハッピーな気分でいようが、命が態度を変えるなんてことはない。本当に毎日変わらずおんなじ動作を続けてくれていて。


 何か励ましてくれるわけではないし、直接の言葉をもらえるわけではないけど、ただ私を見守っているような感覚。この感覚がもっともっと腑に落とせればメンタル強くなりそう。


 なんか、自己肯定感なのか自己受容の話なのか書いててよく分からなくなってきました。
※ネットで調べたら自己受容が育ってから自己肯定感が生まれるみたいです。(多分)


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