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レク係ができた話

みなさんこんにちは。スマイルです。
今日はレク係ができたという話をします。
私の地域?では係活動の鉄板とのいえるレク係。係活動はかなりこだわりをもってやってきたので、レク係のクリエイティブさはもっとだしてほしいなと思いつつも・・・。これはまた機会があれば。
話は戻り、実は一学期私の学級ではレク係がありませんでした。理由はいい思い出がないからだそう。つまり、過去に子供達同士のつながりの中でトラブルが多かったということです。この話は係活動を決めるときに、クラスの話題として挙がりました。
レク係のメリットはみんなで遊ぶ機会が増え、クラスの友達との距離がぐっと近くなるってことにあると思います。中々クラスに馴染めない子はこういった機会のときに楽しく友達と関わることができる。一方で、休み時間は自由に過ごしたい子もいる。集団が苦手な子もいる。
なので、私はこの話が一学期に出たとき、「みんなでこのクラスに必要だと思う係や自分の好きなことや得意なことを活動にしていいよ。君たちに任せる。」といいました。結果的に、レク係は誕生しませんでした。今思えば、きっとレク係があったほうがいいな~と思っていた子もいるとは思いますし、君たちならきっと大丈夫。ちょっとやってみて、またうまくいかなかったら考えない?なんて言えばよかったかなとも思いますが、今回は子供たちの言葉と気持ちを尊重しました。
そんな中でスタートした一学期でしたが、レクがないことでやはり全員で遊ぶという機会は減りました。一緒に遊ぶってやはり効果は絶大だなと思いました。しかしその分、子供達同士を繋げることはより一層意識しました。
そして二学期、「先生、二学期からレク係を立ち上げたいです」との話が出てきました。立ち上げようと思った理由は、もっとみんなと仲良くなりたい。もっと楽しい思い出をつくりたい。からだそうです。
この話がでたとき、クラスの全員に伝えました。「一学期はなかったけれど、二学期に新しくレク係ができました。色々あるとは思いますが、君たちなら大丈夫。何かあったらみんなで一緒に考えよう」
一学期言わなかった言葉を二学期初めに伝えました。一学期よりも周りと強く繋がりを求める姿が見られて嬉しく思いました。教師が先回りして手を打つことも大事ですが、子供達を信じて、思いが出てきたときに、教師がすてきな表情ですてきな言葉を投げかける。そんな教師になりたいなと思いました。

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