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予備試験 一般教養は勉強すべきか 疑問とその対策方法

はじめに

司法試験予備試験における一般教養について綴ります。ちなみに自分の結果は33点ですので別に良くはないです。

まず、そもそも、なぜ勉強すべきか、なんていう疑問が生じるのかよくわからない、という人のために、自分の中での一般教養の位置付けをお伝えします。去年まで、予備試験は270点中160点取ればいい、と考えられる試験でした(令和5年は168点が合格点)。法律科目は30*7科目で210点ありますので、法律科目だけを完璧にして十分合格が望めます。一方、一般教養は名前の割に、だいぶちゃんとした理解をとっておかないと点に結び付かず、範囲も短歌がでたり、物理が出たりとさまざまで大まかな予想しかできません。したがって、かなり効率が悪いのです。予備校等のサイトを見ても、法律科目で頑張りましょう、とありました。ただ、受験生にとって、60点を捨てる、というのはなかなか度胸がいることです。そこで、受験生は、「一般教養を勉強すべきか」という疑問が生じるわけです。

自分の考え方

自分は端的に、絶対勉強すべきではない、と考えます。単純に勉強して伸びる類ではないからです。これは完全な主観ですが、万事において何をやるかより、何をやらないかが重要だと思っています(特に番狂せを狙うなら)。①勉強しても点につながらない②後の論文試験、司法試験にいきない③その他対策の仕方はある、この3つの理由から自分は一般教養をやらない、という決断をしました。
かなり大胆な物言いをしているので十分注意してください。
対策方法は後に書くとして、捨てる決断をした思考過程を綴ります。まず、当時、そもそも合格ができると考えていなかったですし、目指すのは160点、それをとる勉強だけをしようと考えていました。そこで、20点*7科目の法律科目、30点の一般教養、そのうち、当日1科目は10点落とすだろう、それで160点を稼ぐという作戦を立てました。予想は、一般教養⇨行政法→民法の順に落としそうでした(結果は行政法が13点でした)。ただ、この計画を立てる以上20点は死守する必要があります。
ただ、後に書くのも関係しますが、一般教養は問題を選択できますし、全て選択問題です。20点中、10点(3.4問)は実力で、残りの10点は運でいけると考えました(そもそも自分が合格するにはある程度運が必要な状況でした)。
運でどうにかなりますし、後の司法試験にはいきないし、仮に一般教養が0点でも、恨むべきは法律の知識不足だ、腹を括ろう、と考えました。

対策方法

勉強をしない、というのは点をとるのを諦める、というわけではありません。
①模試②当日③本番に分けて綴ります。

模試

自分は模試を何回か受けました。その度、一般教養も真剣に解きます。そこで、自分はおそらく英語はマシなので(センターが170点くらいだった、5年間ほぼ学んでいないが…)、英語から解き始めよう、ということと、思ったより時間が余るから確率とか数列も全部書けばワンチャン当たる、と把握しました。

当日

少なくても自分の時は、法律科目後に一般教養があって時間が余っていました。これまでが嘘をついた、と感じられる方には申し訳ないですが、この時間だけ論理問題を解くなど頭の体操をしていました。調べてみると論理問題が1問はでて、ここは落とすと厳しい、と書いてあったからです。ただ、自分が勉強しても意味ない、といったのは、ここでの勉強が1ミリも生きず、結果として何もしていないと同義だったからです(自分の予想ではこれが5時間とかやったとしても別に変わらない気がしています。だから、勉強しても意味ないのではと考えています)。

本番

自分はまず、英語を全部解きます。時間はたっぷり使います。英語以外実力で解ける問題はなく、ここで時間を使ってもどうせ時間が余るからです(自分は余りました)。かといって、解ける問題は1問くらいです。
他の問題は解けそうな問題と解けなそうな問題を振り分けます。ここでの視点が重要で、どうせ実力では解けないので運で解けそうな問題を探します。また、自分は私立文系卒ということもあり数学はあんまりできませんが、それでも全部書けば解ける、みたいな問題も当然ときます。
アイウエに当てはまる言葉は、という問題で、選択肢は
1 ア 犬 イ ねこ ウ きつね エ へび
2 ア 犬 イ ねこ ウ たぬき エ とり
3 ア 犬 イ とら ウ きつね エ とり
4 ア 狼 イ ねこ ウ きつね エ とり
という場合を想定します。というか、こういう問題ばっかりです。見ればわかるように一つでもわかれば選択肢を一つずつ切れますし、どこかの知識で幸運にも1つ知っていれば、他の選択肢は何もわからなくても点がもらえます。
こういう問題を見ながら、取れる問題とれない問題と振り分けます。
重要なのはそこにプライドを介在させないことです。少しでも確率を高める行動をとるのです。ポケモンの対戦を真剣にやったことある人には伝わりやすいかもしれません。

そして、あとは確率の壁を越えられるか否かです。
仮に、10問において、1/2まで絞れたならば、確率的に5問当たって、15点獲得です。これで、自分の場合、英語は1問くらいは実力で当たるので、あとは運で、合計2問くらい当たります。そうなると、全部合わせて、21点。目標にしていた最小限は守れます。これで落ちたら法律科目のせい、と吹っ切れます。

そもそも一般教養はボーナスポイントと考えており、法律科目で取れば済むはず、と自分に言い聞かせていました。それに、極論、全部1を選んでも、0点はない気がしますので、法律で150点取ればチャンスある、と考えていました(結果は、合格点が168点だったので作戦としてはだめでしたけど)。

最後に

自分の意見としては、捨てなさい、ですが、これは自分の運がいいだけかもしれませんし、才能が足りないからする、逃げの作戦かもしれせん。噂では、有名なトリプルライセンスを獲得した方は一般教養をほぼ満点取れるため、そこを計算に入れていた、といっていました。最後に逃げるようですが、こういう方もいるので、やはり、人それぞれなのかもしれません。くれぐれも、1参考にとどめてください。
ただ、一般教養で受かっても、その後が大変になりますし、予備試験の恩恵(かくと長くなるので興味があれば、↓の記事にまとめましたので読んでくださると嬉しいです)が得られないのは、なんとなく正しい気がしています。

あとは大事なのは、腹を括ることだと思います。
直前になって、やっぱり、なんてするのは自分はお勧めしません。やるならやる、やらないならやらない、これは決めることをお勧めします。
その結論は結局は自分のこだわりな気がします。

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