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【何様】めろぱかアニメをレビューしてみた

※今回この記事を書く上で何から何までめちゃめちゃ参考にしたYouTuberがホッカイロレンさんです。ぜひそちらもご確認ください。また、この記事はアニメレビューに見せかけたエンタメ記事です。アニメ評論家ではありません、内容を真に受けないでください。

レジスタンスの諸君ごきげんよう。左利きです。
皆さんアニメは好きですか?
私はシャドーハウスというアニメが好きで、あまりにも好きすぎて漫画を全巻持ってます。

YouTuberのアニメなら松尾のアニメやドゥフアニメ、お文具のアニメなどが好きです。
昔はPlottの「全力回避フラグちゃん!」や、すとぷりジェルの「遠井さんシリーズ」なども好きでした。
皆さんの好きなアニメもコメント欄に書いてください。

めろんぱーかーもYouTubeアニメ界に参入しています。
それがめろぱかアニメです。
めろぱかアニメとは名前の通り歌い手グループめろんぱーかーが投稿しているアニメ動画シリーズの名称で、めろぱかのライブとストーリーがリンクしているという珍しい形態のアニメです。

ということで今回は登場人物全員馬鹿、めろぱかアニメをレビューしていこうと思います。
かなりネタバレ激しいのでそこんところよろしくです。

ちなみに今回レビューするにあたってめろぱかアニメを全話視聴しています。
物凄い力作なのでぜひ拡散よろしくお願いします。


あらすじ

ぶっ飛んだ理由で遅刻する4人の学生。
彼らの名はこーく、サムライ翔、KAITO、なろ屋。

4人は同じ学校の転校生である。
つまり転校初日で遅刻をするという前代未聞の行動をしていた。

どうにか学校に間に合う彼ら。
なんやかんやあって4人とも同じクラスであると知り、安心する4人。

しかしクラスの誰も転校の話を聞かされてないという、これまた前代未聞の事実がサムライ翔の口から語られる。
それもそのはず、なんと4人全員がその場の気分で勝手に転校してきたのだ。
学校からしたら迷惑この上ない。

この学校に入学できないと焦る4人。

しかし校長に直談判すると意気込むサムライ翔。
その結果なぜかなろ屋が、校長に今までの動画を全て見せて洗脳して、校長から4人の転校の認可をもらう。
ツッコミどころ満載だがとりあえず入学できるということになる。

転校生が来たということで早速席替えがあると知りワクワクする4人。
くじの結果4人は「適当に設定を決めたであろう席」に決まる。

めろぱかアニメにこのあと一生描写されないであろう授業を受ける4人。
しかしそんな授業中にふざけた4人は廊下に立たされてしまう。

放課後の時間になってもなぜか立たされたままの4人。
あまりにも長い時間立たされた4人は我慢の限界が来て勝手に教室に入る。
するとそこには

なんと不審者が居たのだ。
不審者に拉致される4人。

目を覚ますと4人は椅子に縄で拘束されているというお決まりの展開が。
エンドレスでめろぱかの歌ってみたを見させられるという常人なら耐えられない拷問を受けつつ椅子から脱出する4人。

珍しく探偵みたいに犯人を推理し始めるなろ屋。
そしてなぜかいるカメラマン担当の不審者。

不審者から逃げつつ推理が完了したと宣言するなろ屋。

事件の犯人はそう。

校長である。

推理を披露するなろ屋。
説明するのがめんどいので推理は元動画をご覧ください。

理由を説明する校長。
どうやら校長によるとこの学校は廃校寸前らしく、学校を復活させるためにアイドルで学生を釣ろうとかいう女オタクでも想像しないことを実行したらしいのだ。

めちゃめちゃ他力本願な校長。
しかしめちゃめちゃやる気のある4人。
教師たちをスタッフとして強制労働させ、本格始動しためろんぱーかー。

めろんぱーかーはこれからどうしていくのか。
めろんぱん学園は廃校の運命にあらがえるのか。
4人の物語が、今始まる―――


―――…なんか…初期の初期は以外に面白かったです。
こんなに面白かったんですね。
初期は展開が多すぎるけど、ちゃんとアニメとして成立しています。

ただ段々つまらなくなってきます。
最後の方になってくると苦痛になってきます。
総合的に言うと今まで見た歌い手のアニメの中で一番酷いです。

多分だけど曲とストーリーをリンクさせ始めたところからおかしくなってきたように思います。
それまではボケとツッコミだけだったのが、物語が進むにつれてオリジナル曲のストーリーとアニメがリンクするようになっていきます。
なのでアニメのテンポが凄く遅くなっています。

テンポが悪い

話が進むにつれてストーリーが入ってきます。
めろぱかアニメはもともとギャグアニメなのにシリアスなシーンが割って入るせいで話の展開が遅くなってます。

また、松尾のアニメやドゥフアニメが

ボケ
ボケ
ツッコミ
ボケ
小ネタ
ツッコミ
ボケ
ツッコミ

みたいな感じで畳みかけるようにボケが流れてくるのに対して、めろぱかアニメが

ボケ
ツッコミ
シリアス
ボケ
ツッコミ
シリアス
シリアス
小ネタ

というような感じなので脳がボケを処理しきってしまい、笑うまではいかない微妙なユーモアになってしまっています。

それと、シリアスなシーンで急に笑えない小ネタを挟んでくるのでせっかく物語に集中しているのにいきなり興ざめしてしまいます。

脚本を書いた本人はSPECみたいなものを目指しているのかもしれませんが、もしそうだとしたらSPECに失礼です。
一度SPECを見てから脚本を書いてください。

KAITOが花に触れた瞬間、花の記憶が見れるシーンとかもう絶対SPECに登場するスペックホルダー参考にしてるでしょ。

また、このアニメは展開されてるストーリーが結構ボリューミーです。
しかし先ほどにも書いたようにストーリーを楽しんでる最中に笑えないボケが割り込んでくるので、楽しんでいるところを邪魔されたような気分になってしまいかなり不快です。

稚拙なストーリー

小学生なら結構楽しめると思います。
話がすごーく分かりやすいからです。

歌い手などにありがちなんですが、年齢層を低めに設定してあるので小学生でも分かりやすい物語になっています。
でも16歳の私からしたら物足りない感じです。

これはアイドルの活動をもとにしてアニメにしているからかもしれませんが、アイドルの活動って最悪やらなくても死なないじゃないですか。
なのにメンバーは生きるか死ぬかみたいな感じでストーリーが進んでいくので制作者と視聴者の間に溝があるんですよ。

また、話が薄っぺらいです。
めろぱかアニメのストーリーは結構重いもので、メンバーの黒歴史を掘り返したり、死んだ人に似せて作られたロボットが登場したりとギャグアニメとは思えない展開が繰り広げられます。
しかし、それぞれの話を私はどうしても薄っぺらく感じてしまいます。
これはおそらく途中途中にギャグが入って無理矢理笑わせようとしてくるからなのと、単純にどんでん返しや伏線回収の仕方があまりうまくないからだと思います。

それと、私には物語を創作する能力がないので詳しいことは知りませんが、物語に人を引き付けるような何かがありません。
基本的なストーリーの組み立て方や観てる人が楽しめる娯楽に対する勉強が足りないように思います。

めろぱかアニメの脚本の人って本を読んだことあるんですかね。
最近のホラー小説やミステリー小説しか読んでない私が言えることじゃないと思いますけど、物語の脚本を担当する以上様々な物からインプットして、本物と言われている人たちがどうしているのかを勉強して自分のものにしていかないと、いい脚本は書けませんよ。

どうせ子供がターゲットだしとか思っているのかもしれませんが、仮面ライダー鎧武を見てから言ってください。
子供向けとは思えない重厚なストーリーですから。

子供向けと高をくくっているんではダメです。
何事にも本気で取り掛からないと。

絵柄変わりすぎ

めろぱかアニメはなぜかイラスト担当者がコロコロ変わっています。
3~4回くらいは絵柄が変わってると思います。

また、めろぱかアニメは回想シーンが結構多いです。
伏線が結構多いからです。
なので絵柄に慣れてきたころに別の絵柄の回想シーンが出てきて一瞬頭が混乱します。

絵師と何があったらこんなに絵柄変わるんですか。
絵柄を変えてない他のグループを見習ってください。

セリフ棒読み

とにかくセリフが棒読みすぎます。
どのくらい棒読みかというと、めろんぱーかー側が公式でネタにするくらいです。

公式お墨付きの棒読みです。
この現象ってギャグだけに振っていればあまり目立つこともないんでしょうけど、しっかりとしたストーリーがある中で棒読みだと本当に内容に集中できません。

以上

ということで今回のレビューは以上です。
あぁぁ…疲れた…
この記事書くために何時間もパソコンの前でめろぱかアニメを見続けるとかいう苦行をしないといけないのがマジで辛かったです。
でも妥協したくないので全部見ました。
この記事の拡散お願いします。

めろぱかアニメを見たあとに松尾のアニメとドゥフアニメを見たら自分でも信じられないくらい笑いが出ました。
本当にあの時間ってなんだったんだ…

ちょっと休憩期間としてめろぱかに関係のない私の趣味の記事を書こうかと思ってます。
これまで行ったYouTuberのイベントTier表とか書こうと思います。
めろぱかに関係ない内容にはなりますが是非読んでください。

それでは諸君。さらばだ。


参考
ホッカイロレン

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