ピアノの音がせつなくて
ラジオを聴いてたら、本日は319で「ミュージックの日」ということらしいので、ここで一曲お送りします。
KANさんの「エキストラ」。
昨日たまたまYouTubeのおすすめに出てきて、聴いてしまったのだ。
なんと切ない歌なのだろう。片想いの歌。主人公の世界の中で、彼女の存在はエキストラ。視界にも入らない、そんな歌。
でもそのエキストラの彼女を見守るような、ささやくような優しい歌声。涙が出た。
そっか、もうKANさんはこの世にはいないのだ。
そう思うと余計せつない。
こういうピアノの曲を聴くと、もしもピアノが弾けたならと思ってしまう。
物心ついた頃にエレクトーンは習っていた気がする。
自慢じゃないけど、3日坊主までいかないくらいの
回数はがんばって通ったと思う。
あまり記憶がないけど、ものすごく楽しくなかった。
なんのためにやってるのかよくわからなかった。
子供ってそんなものだとは思うけど。
でもイヤだと思うと、2度と行かない。
もう行きたくない。
そういう苦い経験は置いておいて、
もし、弾きたいなら、これから習えばいい。
大人のピアノ教室というのもあるではないか。
基礎とかじゃなくて、弾きたい曲をマスターできる教室。
大人になってからでも充分間に合う。
やりたい欲求を優先したほうが、身につくのも早いと思うし。
私の人生の主人公は私だ。
泣いても笑っても、一度きりの人生。
人に迷惑をかけない程度に、やりたいことをやって、楽しまないと損だ。
エキストラをやっている場合ではない。
さいごにちょこんと登場する、KANさんのおちゃめさに救われた。ぴーす。ちーす?
あれなら、今の私にもできそうだ。
ピアノが弾けなくても
誰かを笑顔にすること。
せめてそれくらいはしたいと思った。
そしたらこのモノトーンの毎日から
抜け出せるかもしれない。
私も大好きです。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。