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村上春樹

こんばんは。
先日図書館寄った時に、まだ読んでいなかった村上春樹著の「走ることについて語るときに僕の語ること」を借りて読みました。

村上春樹の本を読み出して早25年は経つかと思いますが、いわゆる「ハルキスト」です。
といっても全作品読むほどではなく、最近の新しい作品は読めておらず、「ライトなハルキスト」です(笑)

ベタに「ノルウェイの森」を古本で買って読んでハマり、次々と読んでいった感じです。
特に好きなのは「ダンス・ダンス・ダンス」とか「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」、「羊をめぐる冒険」とかですかね。

どこが好きかって聞かれて答えるのは難しいんですが、

  • 文章のリズムが心地よい

  • タッチが軽快

  • 比喩表現が小粋で痒いとこに手が届く感じ

  • 自分では到底言葉に出来ないような心理描写をうまく表現してくれる

パッと思いつくとこでそんなとこですかね〜とにかく嫌な感じが全然しないんですよね〜

今回読んで特に好きな一節は、


日々走ることは僕にとっての生命線のようなもので、忙しいからといって手を抜いたり、やめたりするわけにはいかない。もし忙しいからというだけで走るのをやめたら、間違いなく一生走れなくなってしまう。走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。

走ることについて語るときに僕の語ること 
村上春樹著

同感!いつも「上手いなぁー」って感心させられます!!

とか言いつつ本日はランオフでした(笑)
ネガティブなものではなく、6日連続走ってたのでどちらかと言うと計画的なパッシブレスト(消極的休養)ですよ。


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