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絵描きにとって使いづらいSNSに変化した。

3日ほど前に、私の一般アカウントが凍結の被害にあった。
私は絵用のアカウントを2つ所持している。分けた理由は一つのジャンルに特化したアカウントと風景などの絵をアップするためのアカウントだ。
ジャンルといっても、🔞などと分けているわけではなく、どちらも一般ジャンルなのだが、ツイートは絵の事しかつぶやかず絵も一ヶ月に2~3枚しかアップしていない。

規約に引っかかるようなことをするのは全くといっていいほどしていないのだが、なぜか凍結されてしまった。
そのアカウントでアップされているのはアクションシーンのポーズ絵程度くらいなので、これで凍結される意味がわからない。
今回の凍結を納得するには私の精神的には難しく憤りを感じたために異議申し立てを行った。
一回目は申し立ててから10分ほどで回答があった。結果は、私のアカウントで規約違反がありTwitter社は一方的に凍結する事が出来るため、凍結作業を行ったとの回答だった。

規約違反も何もセンシティブなものは一切投稿しておらずポーズ絵に対しても際どい衣装などなく、例えばジャージ姿であったり、柔道着であったりと衣服も考えてアップを行っていた。
それだけにこの凍結は納得できるものではなかった。
そして2度目の異議申し立てを行ってみた。異議に対し、あれこれ書いた所でTwitter社は自動回答しかしていないのだろうと思っていたが、
とりあえず今回の経緯についての説明と規約違反を行っていない事の確認調査を依頼してみた。
が、1時間も経たずして返ってきた回答は同じテンプレ文だった。
こうなると、もはや凍結判定は自動でランダムに行っておりTwitter社のサポートも自動で対応しているだけでサポートとしての機能を果たす事ができない状態なのだろうと感じた。

私の友人も凍結されており、やはり同様の憤りを感じていたようだった。
それもそのはず、彼も私と同じくセンシティブを一切含んでいない一般の絵を投稿し、ツイート自体も投稿した絵の補足説明程度だったのだ。
規約違反を行っていないのに凍結というTwitter社の判断は、明らかに誤りがあるし今のTwitter社の判断基準が狂っているようにしか見えなくなっている。

それもそうだ。
最近始まったイーロン・マスクによる収益配分システムももはや機能が破綻している状況である。
収益を得るためのBOTが増え、紛れてアダルト系の悪質なユーザーも多く増えた。

BOTじゃ収益配分されないと思う人がいるので、説明しておくと…
BOTはサブスク加入する必要はない。
メインがサブスクに加入しておいて、あとはBOTにフォロワー登録させるだけだ。
数が集まってしまえば、後は配分の条件に入るだけだ。微課金のサブスクだけで済む。BOTを作る事も手順さえ決まっていればマクロなりで済む話なんだろう。

そういった状況になっているせいなのか、どうにも凍結する基準がおかしくなっている気がする。
例えば私が🔞なり裸体ばかり描いているのであれば、凍結も分からないでもない。
しかし一般絵ですら許されないのであれば、もはやそれはTwitter社の倫理的な部分が壊れているのではないかと感じてしまう。

こういってはなんだが、イーロン・マスクがTwitter社に関わってからろくなことが起きていない気がする。
言論の自由を謳っていた割に、やっている事がおかしい状況を見れば、この凍結もまた経営者のモラルの結果なのだろうと理解できなくもない。

なんにしてもXは絵描きにとっては使いづらいSNSになってしまった感じがする。いつどのタイミングで凍結されるか分からないというストレスを感じるのであれば、これはもはや規約に則って利用する人が馬鹿をみるだけになってしまうだろう。

非常に残念な結果になってしまった。

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