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AIイラストの話
ロスのアニメコンベンションで、AIイラストによる物販が禁止された。
なんというか、まあ仕方がないことなのでは…と思わざるを得なかった。
現状におけるAIイラストの立ち位置は、グレーゾーンになる。
決してホワイトになることはないのではないかと思う。
作者が自身の手で描いたイラストに対してのサポートツールとしてならホワイトだろう。
明らかにAIに作らせているのが問題なのだから。
それもまた新しい絵描きの方法と主張する人も少なくない。
だが、やはり世間は冷たいのだ。
自身の手で描いた絵が『描いた絵』であって、AIに作ったとのは『作った絵』なのだ。
『描いた』と『作った』では意味が変わってしまう。
そこが認識の違いではなかろうかと。
ロスのアニメコンベンションでの認識は、どこを考えてのものかはわからない。
ただ、今後もこのような扱いは続くだろうし変わることもないのではないかと思う。
個人的に思うが、AIイラストだけのアニメコンベンションを行ってみてはどうだろうか?
それで賑わうのであれば、今後も継続させれば良いし賑わうことがないのであれば、その程度なのだろう。
ただし、これは一度きりでは分からないもの。
何度か繰り返しの開催を行わなければ結果は分からない。
私個人の考えでは、AIイラスト単体では未来はないと思う。
いくら美麗なイラストを量産したとしても、そこにあるのは何の情緒もなければ、情景も浮かばないのだ。
人とAIが協力しあうからAIの存在が強くなると思われる。
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