人に言われた誉め言葉は自分の強み
自分では「何もない」「平凡」「大したことのない人間」だと思っていても、ほかの誰かから見ればものすごく尊敬できる部分であったり秀でている部分であることってあると思うんです。
日頃、謙遜しているわけでも何でもなくてただ自分自身で気付けていない、自分自身に自信がないだけ。そこをスッと飲み込むことができたらどれだけの人がもっと胸を張って堂々と生きていけることでしょうか。
昨夜の話。11月には京都から素敵な女性がいらっしゃるんです。お年は57歳。11月に来る理由は札幌で開催される「ARASHI」をライブを観るため。
付き合いも7年になりました。当時の僕は26歳。まだ店長職駆け出しのころで今よりも未熟で何も出来なかった時期です。
仕事終わりに1年ぶりの再会を祝して食事に行った際にこんなことを言われました。
「どうしてそんなに人懐っこいの?」
「人懐っこい?僕がですか?」
「うん。初めて会った時に”なんて物腰の優しい人なんだろう”って思ったんよ」
「そうですか?」
言われてもピンときませんでした。そんな風に自分を客観視したことなんてなかったので。そして自分自身、本当に人懐っこいなんて微塵も感じていません。
でも7年ものお付き合いのある方からそう言われたんです。これ、嘘偽りだって、勘違いだって、その人がそう思ってるってだけで片付けてしまうのってどうですか?
もったいなくないですか?
そして相手の意見を否定することにもなるので失礼ですよね?
事実、国民全員にそう思われているわけではないですがひとりの人間からそう評価されたわけです。それって自分に自信が付く最高のワードじゃないですか?
自分の長所は自分ではわからない。自分で見えない長所は誰かから教えてもらうんです。
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