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ベトナム人との国際結婚で行った手続き

今回は、僕たちが国際結婚で行った手続きについて手順を追って説明します。

ただ、ベトナムで取得する書類はパートナーやパートナーの家族のご協力が必須です。
僕の場合はベトナムに行った際に、パスポートのコピーと戸籍謄本のコピーを妻のお父さんに渡しました。

それを利用してか分かりませんが、
結婚を決めた時、お父さんから妻のベトナムでの住民票的なもの、
妻の独身を証明するものが送られてきました。

書類がまとまった後、
二人で大阪の大使館出張所へ行きました。
婚姻要件具備証明書を大使館から貰うためです。

妻が用意したもの
・婚姻要件具備証明書の申請書
(大使館に置いてて現地で記入します)
・パスポートの原本、コピー
・妻の日本での住民票
(役所でパスポートで申請しました)
・3✕4cmの証明写真
・ベトナムから送られてきた両親からの書類

僕が用意したもの
・パスポートの原本、コピー
・戸籍謄本
・二人の健康証明書(僕達の場合は、エイズ、梅毒等の性感染症の定期無料検査を利用しその結果を持って提出しました)

その他準備したら良いもの、ノリ、ハサミ、お互いの証明写真に使える写真データです。
写真データがあれば近くのコンビニで、足りない場合は印刷できます。
必要な手数料は確か5万あれば足りたと思います。向こうはかなりアバウトなので、多めに用意してた方がいいです。

そして婚姻要件具備証明書を申請、郵送で届いたならそれを持って、日本の役所へ向かいました。

僕が要件したもの
・仲人が記入された婚姻届
(貰いに行くのが恥ずかしくてゼクシィの付録を使いました)
・パスポート、運転免許、マイナンバーカード
・戸籍謄本

妻が用意したもの
・パスポート
・在留カード
(妻はEPA介護実習生で介護福祉士取得者なので、仕事を辞職しない限りビザの更新が容易です)
・大使館から頂いた婚姻要件具備証明書
・日本の住民票

使わない書類があったかもしれませんが、出来るだけ抜けがないように揃えました。

婚姻届を役所に提出した時には、既に妻とは同棲し同じ住所に住んでいました。

一週間後、役所から結婚が受理できたと連絡がきます。
そこで婚姻届受理証明書を発行します。
その時に妻の住所をこちらに移す手続きをしました。
そして手続きが済んだ後、戸籍謄本を発行します。戸籍謄本の『妻』の欄に妻の名前が入っていればOKです。

それを持って最後にもう一度大阪の大使館に行き、

・お互いのパスポートと原本のコピー
・証明写真
・二人の名前が入った戸籍謄本
・婚姻受理証明書

を提出します。こちらの時も数万くらい手数料がかかったかと思います。

あと、大使館に行く際は一日仕事を覚悟してください。
はやい順番の整理券が取れないとかなり待ちます。いつも大使館は混んでいます。
朝手続きをお願いして、夕方の受理完了になるまで待ちました。

時間に対してもアバウトなので、日本人の人は辛抱するのが大変かもしれません。

以上が僕達が行った手続きです。
日本を拠点として行う方法になります。
今ではルールが変わってるかもしれませんし、同じベトナム人と結婚した人に聞いたら、提出書類が微妙に違ってたりしてました。

日本ほど明確なルールを設定していないので、いざ国際結婚しようとすると、手間を気にして臆するかもです。

代理人を利用するのも有りです。
その時は費用は倍になりますが……
妻がN2相当の日本語力があったのも強かったです。

パートナーへの愛と順を追って行える力があれば、代理人無しでも手続きでは可能です。

『西はりまの結婚相談所シラノ』
大谷 鷹之

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