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ひとつとなりのフロンティア

ひとつとなりのフロンティア
〜にーご韓国旅行 VOiCE紹介編〜

アニョハセヨ!!
DJにーごです!!

このnoteでは私がDJで参加してきた
VOCALOIDの同人イベントである
『VOiCE』についてご紹介します!!

目次
・「VOiCE」とは?
・会場の様子をレポート!〜即売会編〜
・会場の様子をレポート!〜DJ&トークショー
 そしてMMDライブ編〜
・イベントを終えて

◎「VOiCE」とは?

今回ご紹介するVOiCEとは、
韓国の首都、ソウルで行われた
VOCALOIDオンリーイベント
のこと。

このイベントが開催されたのは
2019年の11月30日でした。

名前の由来は
「Vocaloid Only inter-Crater Event」
の頭文字を取ったもので

その名の通り同人誌やCDに限らず
自作のグッズやドールの展示。

それからボカロPのトークイベントや
DJタイムまで設けられた


まさに
「ボーカロイドのクリエイターのための
イベント」
でした。

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韓国でボーカロイドのオンリーイベントが
開催されるのは実に7年ぶり。

同人イベントの文化が
大きく根付いていない韓国で
このようなイベントを開催するのは
とても大きな試みでした。

なお参加したサークルの数は
全部合わせて30サークル!!

そして訪れた方の人数は
約350人!!

この来場者の集計は
当初の予想の
2倍強の数だったそうです。

1つのジャンルのイベントとしては
十二分に賑やかな参加総数でした。

◎会場の様子をレポート!
〜概要編〜

VOiCEに足を踏み入れてまず思ったのは
「一昔前のボーマスみたいだ」
ということ。

会場内風景その1ボカシ

パッと見た限りでは
まだ浅い同人イベントの文化の中で
雰囲気が熟成されていない様子でした。

それでも
会場の中の全員が新鮮な感覚で
イベントを作っていこうとしている姿勢

そのように感じた理由だと思います。

どのサークルも
こなれていない中で
自分の作品の宣伝や飾り付けを
それぞれのやり方で行っている姿。

そこに
初めてボーマスに訪れた時のような
懐かしさを感じた
のを
覚えています。

○会場の建物はどんなとこ?

イベントが行われた建物がこちら!
オープンの前から
すでに行列が作られている
ところから
みなさんの期待値の高さが伝わってきます。

VOiCE会場風景その1ボカシ

ちなみに会場前の街並みはこんな感じ。
(↓下の画像、赤丸の部分)

VOiCE会場前道路

この韓国の日常のワンシーンから
いきなりVOCALOIDに溢れた空間が広がる
のはちょっと非日常感がありました。

異国から来た僕にとっては
その不思議な違和感がより一層強く感じられたものです。

会場の名前は『Urban Source』。

オシャレなカフェと
隣接してイベントホールが建つ
商業施設でした。

今回使うのは
イベントホールの方。

カフェは通常営業してたから
空き時間にお茶してましたよ!!

ちなみに場所はここ!!

スクリーンショット 2020-06-01 午後4.20.48

スクリーンショット 2020-06-01 午後4.21.31

ソウル市街のほど近く
韓国の大河、漢江の側の
とても素敵なロケーションでした。

漢江観光にフラっと行くのもいいかも?

○イベントのスケジュールは?

こちらがVOiCEのパンフレット。
ステージの進行とイベント全体の
2つの進行が並行して書かれています。

どこで何がいつ行われてるか、読めるかな?

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ちなみに私は
14:00からの「DJ PLAY TIME」
に出演してました。
(※DJは2部構成で3人が出演しました)

こちらはもっと見やすい
タイムスケジュール。


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即売会&ステージ企画の後には
有志製作のMMDライブがあるよ!!

イベントは全体を通して参加すると
朝の9時半〜夜8時までと
かなりの長丁場になるもの
でした。

○会場の様子レポート!!
〜即売会編〜

会場の中では至るところで
たくさんのVOCALOID達がお出迎え!!
😍😍😍

等身大パネルは絵師さんが
一人一人違うという手の凝りっぷり。

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もちろん、韓国発のVOCALOIDである
『SeeU』もいます。

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国や会社を問わず
とにかくVOCALOID達に会える
のが嬉しい。

この時、写真を載せたツイートをしたら
歴代最高の「いいね!」を叩き出しました!!
🤣🤣🤣🤣🤣

日本勢にも伝わって
一気にふぁぼが伸びた模様。

いつの時代もどこの国でも
VOCALOIDは愛されているなぁ
🥰

止まらない通知に
困惑していたのはここだけの話😅

僕も写真を撮りながら思わず
ニヤけてしまう企画でした。

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○同人誌・同人グッズ頒布ブース

会場の中ではご自宅から連れてきた
ドールをご披露されている方も。

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(※写真撮影OK)
(※おさわり禁止、頭なでなで一回5000円)

ドレスの豪華な見た目
フリル1つ1つの丁寧な裁縫

見た瞬間から目を奪われました。

『悪ノ娘』のリンちゃんかな?

○音源頒布ブース

この一角は自作音源の頒布ブース。

手前の机には
マジカルミライ2019ちゃん
SNOW MIKU 2019ちゃん
ドールが見えます。

イベント中、ドール同伴の方は
チラホラと見かけました。

会場内風景その2ボカシ

韓国にもボカロPはたくさんいらっしゃる
様子で
どうやら日本のVOCALOIDも
たくさん使われているらしい。

どうやってハングルで歌わせているのかな?

なお韓国ではK-POPの影響からか
クラブミュージックのような
またオシャレなEDMのような

ボカロ曲が多かった印象です。

できることなら
そのへんちゃんと調べてみたいな🤔

会場の様子レポート!
〜DJ&トークショー
 そしてMMDライブ編〜

こちらが会場内特設ステージ
トークショーとDJはここで行われます。

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オファーをもらった時は
設営前の空間の写真しかなく
それで漠然とイメージをしていたの
で す が

会場に入っていざステージを確認すると
自分が思ってた以上に
しっかりとした作りで
「ど、どうしよう...Σ(゚д゚;)」
となった思い出。

この時ステージの作りに合わせて
自分のDJのセットリストを
もっともっと盛り上がれるものに
作り替えました!!

トークショータイムでは
韓国のボカロPさん11名が
自身の楽曲制作について語り


そしてスペシャルゲストに
日本から招待された
『*Luna』さんがご登壇。

スクリーンショット 2020-05-18 午前2.51.38

通訳の方を交えて
自身の楽曲製作についてのことなどを
約50分に渡ってお話されてました。

自分はその時も
自分のセットリストの変更&微調整で
ロクにお話を聞けませんでした...😭

なおDJタイムでは椅子を全部取っ払って
転換をします。

観客側からの見た目もバッチリ。

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DJステージでは私の他にも
本場韓国からは
『ねこカズ』さんと『プルミ』さんが出演。

ねこカズTwitter

プルミTwitter

ねこカズさんは
ライブ感覚で盛り上がれるような
セットリスト

サイリウムやキンブレを絶え間なく振らせて

プルミさんは
クラブミュージックを主体としたグルーヴ感
で会場をしっかり盛り上げていました。
(↓下の写真はねこカズさんのDJの様子)

ねこカズさんDJ_観客ボカシ

実際の様子はこんな感じ。

『リングの熾天使』は
韓国でもバッチリとコールが
キマる様子。
しかも日本語で。

私のDJについては別記事にて
詳しくご紹介いたしますので
ここではご割愛。

○MMDライブ!!

即売会の後は有志製作のMMDライブ!!
椅子も机も撤去してポリッドスクリーンを
設置します。

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設置が終わり観客が入ると...

同人ライブ観客ボカシ

この人だかり!!!!!

これで2時間くらい盛り上がるんだから
みんな体力がすごい。

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盛り上がりの強さに翻弄されて
うまく写真が撮れませんでした。
(※写真はスクリーンの反対側から撮影)

コール&レスポンスは日本語でバッチリ
決めてくるし
日本で聞くより熱いコールなんじゃないかと
思うシーンも多々ありました。

韓国のライブにおける熱量は本当にすごい!!!

またライブのラストでは
『Hand in Hand』の楽曲に合わせて
VOiCEの会場設営中の様子など
イベントメイキングを映像として流す
最高の演出が。

思わず見惚れて
録画できませんでした。
もったいないことをした...。

○イベントの後は打ち上げ!!!

イベントが終わったら
みんなで打ち上げじゃー!!!!!

ということでサムギョプサルを食べてきました!!

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見てくださいこの肉

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本場で食べるサムギョプサルは

めちゃくちゃ美味しかったです

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各テーブルを回って
とにかく運営陣のみなさんと
乾杯をした思い出。

そして何故か
日本語が堪能な人が
何人もいました。

「ここは本当に韓国なんだろうか🤔
としばらく本気で考えてました。

料理も美味しく
みんな入れて
店員さんもいい対応のお店でした。

またソウルに行くことがあったら
もう一回行きたいですね。

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◎イベントを終えて

VOiCEを訪れて思ったのは冒頭にあるように
「一昔前のボーマスみたいだ」
ということ。

参加サークルの手慣れていない
ぎこちなさ。

1つ1つを手作りして
新しく何かを作っていく姿に見た
新鮮な感情。

それら全てが
同じ建物の下で形になっているのを見る
どこか懐かしい気持ち。


そこに初めてボーマスに来た時のような
感覚を覚えていました。

そしてイベントを終えて思ったのは
「待望されていた場所で
 韓国のVOCALOIDファン達の
 それまで燻っていた熱量が
 一気に解放されている」
ということ。

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韓国ではボカロの同人イベントが
たくさん開かれているわけではなく

またそういったイベントの開催には
日本以上に大きなハードルがあると
運営の人から聞きました。

その中でも開催を決断し、
綿密に準備をして作り上げられた
このイベントで

訪れた人はもちろん運営側の人たちも
自分の”好き”を存分に発揮していた
私は自身も参加し、DJで出演をして
実際に見て聞いて肌感じてきた経験から
そう思います。

日本の1つ隣の国で、
こんなにも可能性に溢れた人々が
その思いや熱量、そして技量を
燻らせている。

VOCALOIDの文化がまだまだ根付く
フロンティアがこんなにも近くにある
と、
イベントに参加し
企画を楽しみ自らも盛り上げてきた中で
思い至った考えでした。

韓国がどれだけ「VOCALOID」というもので
盛り上がるのか、そして盛り上がろうと
しているのか

このnoteと、私のDJについてのnoteで
よりハッキリとわかるかと思います。

VOiCE会場風景その1ボカシ

今回のVOiCEレポートはここまで!
お読みいただきありがとうございました!!

そしてこのVOiCEに招待してくださった
主催である『あっちこっち』さんに
より一層の感謝を捧げます。

スクリーンショット 2020-02-06 午前7.21.28

진짜 고마워요、앗치콧치!!
(訳:ありがとうございました、
    あっちこっち!!)






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