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男性弱変化名詞①

Hallo, Guten Tag!

ドイツ語について書いているこのnote。
マガジンは「シリーズで学ぶ深掘りドイツ語」と、学習の合間の息抜き用に書いている「休憩所」に分かれています。

ところが。

「休憩所」の記事ばかり増えて今や休憩の合間にドイツ語を深掘りするという本末転倒の事態に。

そこで今日は久々に本家の方、いきたいと思います(笑)。

今日は男性名詞の中の、格語尾変化が-(e)nになる特別な名詞の話。

初級でやるので、学習者の皆さんなら既知のことと思いますが、私の長年のハテナに付き合ってくれたら嬉しいです^_^

男性弱変化名詞とは

この名詞の詳しい説明は、参考書やインターネットに見つけることできるので軽く説明するだけにしますが、通常2格の男性名詞の語尾は-e(s)、1, 3, 4格で無変化です。ところが男性名詞の中で、格語尾変化が2格以降(2,3,4格)全て、-(e)nで終わるものを男性弱変化名詞と言います。

該当する名詞は、語末の特定の綴りやスペルからそれと推察出来るものが多いです。

-eで終わる、もしくは -istで終わるような男性名詞、例えば男の子(der Junge)、警察官(der Polizist)などがその代表です。
その他にも、生物学者Biologe, 大統領Präsidentなど-ent, -ogeで終わる男性名詞が挙げられます。

その変化は以下のよう。

N-Diklination

これらの男性弱変化名詞と呼ばれる名詞。
先ほど挙げた、スペルから見えるある程度の規則性や、日常で繰り返し出会う頻出単語ゆえに、覚えるのにはそんなに苦労はしないかもしれません。

ただ、例外には気をつける必要があります。

これなんだ

ドイツ語の文法は一度頭に入れてしまえば、割と堅牢なルールとして適用が効き、その限りなら気楽なのですが例外が多いのも確かです。

故に、例外の代表格を覚えていくのが王道。
代表格級の例外となると、それはそれなりに存在感を放つから逆に覚えやすい説^_^

ではその例外について。

das Herz

2格が-(e)sではなくて-(e)nになるところが特殊です。
das Herz
des Herzens
dem Herzen
das Herz

男性弱変化名詞の例外というなら、
せめて男性名詞でなければならないのでは( ̄∇ ̄)?
男性弱変化名詞の変化に一部似た、ただの中性名詞なのでは…

もはや例外の枠からもはみ出た孤高感。

さて、ここからが深掘りです^_^

この中性名詞のHerz。
意味はハート❤️

男性弱変化名詞に似た特殊な変化をするのは、「心」。

もう一つの意味は「心臓」。
そのとき、

das Herz
des Herzes
dem Herz
das Herz

なんで🤣

今日のドイツ語

absurd   理不尽な、道理のない

この理不尽を引きずって、男性弱変化名詞、シリーズ2に続きそうです^_^

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。












続助詞とは

接続助詞は助詞の種類の1つです。接続助詞を体言や用言の後ろにつけることで、接続語となることができます

主な接続助詞としては「ば、と、ても、ので、から、て、けれど、が、ながら」などがあります。

雨が降れ遠足は中止だ。
雨がふっても、遠足は行われる。

「しかし、すなわち」などの接続詞でなくても、接続助詞をつけることで、接続語になることができると覚えておきましょう。

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