むかしのおとしより

若い頃自分が見ていた年寄りに自分がなって思うこと。
体調の良い日がほとんどないこと、
何かあると、あーもう隠居の年なのにって思うこと。

でも、気持ちだけが30年以上変わっていないこと。
思ったよりそうでもないこと。

年齢を気にしなくなった、年齢の基準て誰を参考にしたらいいのだろうね?
自分と同じ年だった父親を知らない自分にとって、それは周りがどうとかそういうことでないこと。

毎日飲んでる薬の数が尋常でないこと。
同じ年ぐらいの芸能人がすごく老けててがっかりすること。

寝起きで鏡見た時、そこにいる自分にビックリすること。

でもね、

人には優しくなったと思う。
けっこうイライラしててもそれがみっともないことだとわかるから、オラついたりしない。

何か残せたら良いんだけどね、どこまでいっても自分自身にしかわからないことってたくさんあるよね。

でもさ、むかしのおとしよりってすごかったよね、ちゃんとおじいちゃんおばあちゃんだったもんね。

2023/4/25

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