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教員の働き方改革、保護者の幸せのためのPTA改革⑪

PTA関連の集まりに参加してきました。

子どもが小学生の時からこれまで様々なPTAの場に参加してきましたが
一番よかった。

「とりあえず開催しとこ」の会ではなく、プレゼンターの熱い想い、具体例がぎゅっと濃縮された時間で「PTAこれじゃいかんよね」と真剣に想い、実際に動かれた方の生の事例に勇気をもらえました。

動員をかけてないのもあってか自主的に参加された方が少なかったのが残念ですが、その場に居合わせた人は本気でどうにかしたいと思っているし、各校で迷える同志だ、と勝手ながら興奮しました。

勉強になったので一部内容と所感をシェアします
みなさんの参考になると幸いです

■加入意思確認について
他自治体のPTAでは「加入意思確認をとった学校PTAの事例集」がある、と。各校の家庭状況が違うのは知ってのことですが、こんな確認書を作成したところ加入率はどれほどよ、と提示いただけるものがあれば後に追随する者たちが動きやすい。

■PTAから学校への寄付について
校長会にて「こういうPTA会費の使い方はダメです」と伝えているとのこと。その内容は私たちにも共有しておいて欲しい。具体的に「あれはダメ」「これはOK」と公費・私費の別を具体的に示した区分表があった方が悩まなくてよい。学校運営費をPTA会計から支出することは、地方財政法で禁止されている寄付の割当に当たるかもの視点は、もっと多くの人で共有したい。学校の予算不足を簡単に使えるPTA会費で補ってしまうのは簡単だけど、それじゃ未来の子どもの幸せにはならないよね。

■広報誌について
広報誌の発行をしていないという斬新な事例を聞きました。今どき、先生の集合写真を紙媒体で名前・趣味を掲載し、配布するってどうなんだろう、と疑問をもっています。年度初めにもらった先生の集合写真、何人の人が、何回見直すんだろう。そもそも発行しなくていいんだ、という発想に感動!

話を聞いてなるほどなと思ったこと・アイデアの備忘録

■PTA総会改善アイデア
例年、教員数より参加者のすくない保護者の出席率。いけてないPTA総会をどうにかしたい。学校の教育方針を知る「みんなで学べる勉強会」を実施したら、聞きたい保護者もいるのではないだろうか。

■本当に必要な意味あるPTA活動のアイデア
先生が行う業務のうち、教員免許がないとできない仕事以外をPTAがヘルプ(例:職場体験のアポどり)

■本部役員の成り手不足問題
会則に「PTA会長〇名、副会長〇名」ではなく、「本部役員は若干名」に会則を変えてはどうか。そんなまるっとした発想したことなかった。

今ある目の前のPTAの仕事を前例主義でできてないと他人を攻撃している場合ではなく、やり方・仕組みを変えなきゃ教師も保護者も幸せにはなれない。細かい指示や指摘はいらない。誰も求めてないのに、やってる人が自分で自分の首を絞めている。そして他人に「やってない」と食ってかかる。
ああ、見てる景色の違いかな。

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さっき事務局へ熱い感想アンケートを送信したけど
超あっさりした返事が返ってきた
まあ、そんなもんかあ
1歩1歩がんばるよ

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