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うつ病を「克服」しようとは思わない

休職生活に入って2週間が経過しようとしています。
うつ病での休職生活は2015年以来約8年ぶりです。

前回(2015年)の休職の時はそのまま退職しました。
今回(2023年)は、さて、どうなることなら。
来年(2024年)の2月中旬まで休職するので、その時にまた判断したいと思います。

さて、タイトルのことです。
私はうつ病を「克服」しようとは思いません。
なぜなら、医師から「治らない」と言われているからです。

その理由は、私は「単なる」うつ病ではなく、「反復性うつ病性障害」と診断されているから。
反復性うつ病性障害とは、うつの波が繰り返し現れる「障害」だからです。
ですから、障害者手帳も持っていますし、就職するときは障害者であることを「オープン」にして障害者雇用という道を選択しました。

現在の職場(会社ではない)でも、病気のことを包み隠さずにして就職しました。
でも、前の会社とは違って「障害者に対する合理的配慮」がありません。
もちろん、気は遣ってくれていますが、やはり前の会社と比較して限界があります。

例えば、昼食休憩。
前の会社では1時間きちっと保障されていましたが、現在の職場ではありません。
電話がかかってきたら、出なくてはいけないし、「休憩中ですから」ということはできません。
このような働き方をしているから、うつの波がやってきて結果的に休職ということになったのです。

もちろん、これまでも、うつの波はやってきました。
しかし、なんとか休職に至らないように対処してきました。
でも、今回は、うつの波が底を破るように突き抜け休職になってしまいました。
私の自己管理の問題もありますが、職場の問題もあります。

仕事柄、自己管理ではどうしようもない時があるのです。
うつの波は定期的にやってきます。
それをどう乗り越えるのかは、非常に難しいことです。

定期的にうつの波がやってくる反復性うつ病性障害。
私には簡単にうつ病を「克服するんだ」とは言えない状況にあるのです。
ですから、うつ病を「克服」しようとは思いません。
うつ病と共存して、なんとか仕事や日常生活に支障をきたさないようにするのみです。

うつ病を「克服」されている皆さんには希望を与えることができませんが、これが私の現状です。
なんとか上手くうつ病と「共存」していくことを考えながら、この記事を書きました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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