見出し画像

台湾で家探し

現地で家探しを手伝ってくれるスタッフさんと合流し、さっそく物件をいくつか見て回ることになった。

大家さんとは現地で合流して部屋を見せてもらうのだが、なかなか大家さんが来なかったり、直前で時間が変わったり、良くも悪くものんきな家探しになった。

私自身が時間に追われているわけでもなく、家を探すこと以外に特にやることもなかったのでその時はさして気にならなかったのだが、よく考えたら仕事なんだからもう少ししっかりしてくれ!と思わなくもない。

日本語が上手なスタッフさんは日本に留学したことはないらしく、台湾で勉強してペラペラになったと言う。せっかく台湾に来た以上、私も仕事で使えるくらいの語学力を身につけて帰ろう、とこの時強く思った。

内見と内見の合間の時間でスタッフさんと一緒にお昼を食べることになった。

前日までホテルに引きこもり、食事も見たことあるチェーン店かコンビニくらいしか行っていないので、ローカルな感じのお店に入れるのが嬉しかった。やっぱり誰かいると心強い。

いわゆる台湾の朝ご飯メニューを扱う朝ご飯屋さん(時間は昼だけど)でお昼を食べることになったのだが、ここでもまた衝撃を受けることになる。

おにぎりがあると言うことだったので注文したら、もち米でできた爆弾みたいなおにぎりが出てきた。日本みたいなお米のおにぎりを想像していたのだけど、まずサイズに驚き、しかも中に揚げパン(油條:yóutiáo)が入っているのでさらに驚いた。

何これ…。が最初の感想で、その時は美味しいかもよく分からなかったけど、その後の台湾生活で台湾のおにぎり(飯糰:fàntuán)は私の朝ご飯の定番のひとつになった。

分かりやすくカルチャーショックを受けつつも、台湾人スタッフさんが一緒にいる心強さから楽しくランチを終え、住む部屋が決まった。

広くはないけど住人専用の屋上から台北101が見えるところが気に入って決めた部屋で、私の台湾生活がようやくスタートした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?