ピューロランドのすばらしさを語りたい!
3年くらい前にサンリオピューロランドに行った。
子供の頃は割と近くに住んでいたのもあって比較的よく行っていたけど、小学生になったころから全然行っていなかったので、久しぶりも久しぶりで、入り口を見ただけでちょっとテンションが上がる。
これ、昔もあったな
懐かしいな
これ好きだったな・・・
と、ひと通りなつかしさに浸りつつ、ショーやパレードを観て、乗り物に乗って…と、テーマパークを堪能していたら、ふと、ある事に気がついた。
ピューロランドって悪役が1人もいない。
桃太郎は鬼退治に行っても鬼を倒さないし、ピューロランドの平和を乱す悪者が現れても信じる心で悪者を改心させてしまう。武器とか暴言とか一切ないし、どこを見ても優しさしかない。
”みんな友達” をひたすら貫きまくる世界観がものすごく一貫していて潔い感じがするのだ。
きれいごととか、単なる理想とか、現実的に考えたらそういうことになるんだけど、あそこにいるとその潔さで ”これこそが世界平和かも…!” なんて思えてくる。
誰のことも否定しない、優しすぎるくらい優しい世界が広がっていて、少しもぶれていないところに凄みすら感じる。
“みんな友達” と ”かわいい” をこれ以上ないほどしっかり貫き、よく分からない説得力を感じさせられるんだから、キティちゃんはやっぱりただ者じゃない。
結構いろいろな企業ともコラボしていて、商売っ気もしっかりあるのに、それとはまったく別次元でブレない世界観を保ち続けているのが、企業としても、エンターテインメントとしても、なんなら平和のシンボルとしてもかなりすごいことなんじゃないかと思う。
心が渇いてきたなと思ったら、騙されたと思って一度行ってみてほしい。キティちゃんたちの謎のパワーできっと心が潤うと思うので。
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