語学学習の意外な特典
言語学習が好きだ。
学生の頃、英語が苦手だった私が中国語に出会い、結構真面目に勉強してなんとか話せるようになり今に至る。
子供の頃、母から「一つの言語を習得するとほかの言語も習得しやすくなるよ」という謎の教えを受けていたのだが、真意のほどは置いておいて「一つの言語を習得するとほかの言語も勉強するのが楽しくなる」という部分はある。
最近は広東語や韓国語を趣味で始めてみたりしてるし、英語の習得はやっぱり諦めきれない永遠の願望なので、ここは本気で頑張りたい。
こんな感じでいろいろと言語学習をしていく中で、言語力とは別の部分で外国語を勉強してよかったと思う部分がある。
それは、”母語以外の言語で思考できるようになること” である。
考え事をしたり、ちょっと頭にくることがあった時、母語以外の言語を使って思考をすることで、少し冷静になったり、違う視点から物事を考えたりできる気がしている。
母語だけで考えるよりも感情を逃がす余白ができる感じがして、頭の中をリセットできる感じがするのだ。
言葉を多言語に置き換えることで考え方の幅が広がるし、自分が感じている感情の本来の意味を自分自身でも見つけやすくなる気がしている。
語学力を身につけることで感じた自分の中の変化として、この部分はすごくありがたいおまけだったなと思う。
これからも楽しみながら語学力を上げて、おまけの特典にあやかりたいなと思っている。
母語も外国語も、言葉って一生勉強ですよね。(……あと、できればもっと流暢に話せるようになりたい)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?