ポータブルスキルをチェックする
「自分を知る」ということで2回にわたってお話ししてきました。今回はそこで分かった自分自身のスキルに注目します。
注目すべきは「ポータブルスキル」…どのようなものなのか?…お話ししていきます。
ポータブルスキルとは
ポータブルスキルについてご説明します。
ポータブルスキル
特定の業種・職種に捉われない持ち運び可能な能力のこと。どこでも通用するスキルのこと。
このように、ポータブルスキルとは「持ち運びできる」「どこにいっても通用する」スキルのことです。
会社にも職種にも左右されない「普遍的な能力」と言ってもいいと思います。転職やキャリアチェンジで大いに役立つスキルです。
厚生労働省がポータブルスキルを定義していますが、ここではもっと分かりやすく見ていきたいと思います。
ポータブルスキルの具体例
・マーケティング ・プログラミング ・ライティング ・生産技術
・品質管理 ・営業 ・人事 ・会計 ・語学 ・交渉 ・調整
・傾聴 ・マネジメント ・分析 ・行動 ・プランニング etc.
具体例をいくつかあげましたが、大きく分類すると以下のようになります。
・専門技術や専門知識
・コミュニケーション能力
・課題対応能力
このような能力は持ち運びができ、どこにいっても通用する普遍的なスキルと言えます。
おまけに、ポータブルスキルは年齢にも全く関係ありません。アラフィフからのセカンドキャリアを考えるとき、真っ先に注目すべきスキルということになります。
いかがですか?「自己分析」や「経験の棚卸し」で見えてきた自分のスキルをチェックしてみましょう。そこにポータブルスキルはありませんか?
あなたがポータブルスキルを持っているなら、これからのセカンドキャリアで大きな力になってくれるはずです。
尚、ポータブルスキルについては便利な「セルフチェック」サイトも立ち上がっています。ぜひ活用して下さい。
また、ポータブルスキルについてはブログも書いています。以下のリンクからどうぞ。
おすすめのポータブルスキル
私がおすすめするアラフィフ向けのポータブルスキルが2つあります。
・聴く力(傾聴)
・書く力(ライティング)
この2つです。
聴く力(傾聴)
「聴く力…傾聴」はコミュニケーションの基本です。コミュニケーションは相手の話を聴くことから始まります。相手の話を聴かずして一方的に話していても信頼関係は成り立ちません。
色んな意見はあると思いますが、ポータブルスキルの中で最も重要だと私は考えています。
「聴く力…傾聴」を強く意識して下さい。
書く力(ライティング)
「書く力…ライティング」も大いに役立ちます。どれだけデジタル化が進んでも「書く」ことがなくなることはあり得ないでしょう。
「話す」ことと並んで、自分のことを「伝える」ために「書く」ことは欠かせないスキルです。しかも「話す」より「書く」方が使えるフィールドが広い…私はそう考えています。
こうして「note」を書いているのも「書く力」だと思っています。
・聴く力(傾聴)
・書く力(ライティング)
持っている人はさらなる研鑽を、持っていない人は身につける努力を…じっくり取り組んで下さい。セカンドキャリアに向けて必ず役に立つはずです。
今回は「ポータブルスキル」についてお話ししました。
それではまた…。
【お知らせ】
アラフィフ~中高年世代の「これから」については【ココナラ】でご相談も承っています。詳細は下記リンクより。お気軽にご相談下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?