見出し画像

行と気と道

スピリチュアルだと笑い話にお読み下さい

行とは修行などで現在も使われます
僧侶や神官や各教の聖職者と修験者が行う
行をおこなう事で力を得る事が出来ますが
正しい在り方が分からなければ暗示や洗脳など悪い使用方法に使われる

気はそれこそスピリチュアルであると考える人は多いが
「気合を入れる」「気が合う」「気が利く」と平素も使う
気を操る事は日本人にとって本来日常のことだった
こんな行者のような術者のような民族は他にない
武道や純邦楽を修めた人なら心当たりがあるだろう
丹田に頭の天辺から気を入れ一気に解き放つ
示現流の二の太刀いらずの一撃など一つの集大成だ

道とは道教の『タオ』でもあり武道や華道などもそうだ
一つの理想的在り方を指し其処に邁進する事
己にとっての正しさを定め身を律する事が出来た者を「道を極める」「道の達人」などという

本来自己研鑽とはこれらをバランスよく修める事を指す
行だけでは道を誤り
気だけでは何もなせず
道だけでは何処へも辿り着けない

パワースポット巡りなどが流行った事がありましたが
気だけを集め何をなそうというのか
道や行を定め修練しているから意味がある
各所に縁をみだりに結ぶのはリスクがデカい

縁のある神社と氏神(御祭神)との絆を大切に
相争う事を避けて恨み呪う事を止めること
人は毎朝生まれ夕べにタヒぬのだ
一つ一つを大切に命を護るのだ
何一つ無駄な物など無い
誰一人無駄な者など無い
己の尊卑を分けるのは自分の在り方次第なのだから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?