君たちはどう生きるか?の解釈という感想。
君たちはどう生きるか。
彼の願い。
それは、母親の願いだった。
我が子が、立派に生きているか。
母さんに生きて欲しい。
母さんが、泣くから。一人で寂しいから。
それは、母さんを心配させないための想い。
彼はきっと、母さんの安心した顔を見て、もう大丈夫なんだと心で理解した。
母さんは、母さんだった。変わらずにいてくれた。
いてくれた。
その愛情を確かめたかった。
ホンモノなのか。ニセモノなのか。
彼は、それを確かめて、かえっていった。
石は君たちが築き上げるんだ。
純粋な、好奇心で。なんの悪意も欲もない、振り向きざまの心で。
真理を学ぼうとするものは死ぬ。
なぜなら、それは欲だから。
夢ですら無いのかもしれない。
私たちが目指すもの、そんなものは、ない。
純粋な心、愛、魂のわらわら。
欲で築き上げた城は、いずれ崩れる。
欲で作った世界は、いずれ欲で崩れる。
君は、目の前の出来事を、純粋な好奇心だけで観ることができるか?
感じることができるか?
行動できるか?
宮崎駿さんに、問いかけられているのは僕らだ。
親の愛などという過去への執着は捨て、生きろ。
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